コーヒー好きのあなた!
日本で最大のコーヒーイベント
「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション(通称SCAJ)」
には、行ったことある?
コーヒーファンなら必見のコーヒーの祭典!
昨年2023年に引き続き、”くるみさん”が調査に行ってこられたので
彼女のレポートをお届けしますね。
ではどうぞ!
【レポート】アジア最大コーヒー展示会SCAJ 2024
アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント
「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2024(通称SCAJ2024)」へ
今年も行って来ました。
2024年は10月9日から12日までの開催。
今回も、招待状を頂き、入場の事前登録をして挑みました。
毎年のことながら、熱気に溢れ、
新しい技術に触れ、世界のコーヒーを試せる
コーヒー好きならワクワクし通しのイベントです。
それでは、カフェ経営に興味のある、私くるみが
レポートします。
SCAJ2024とは?
“世界中のコーヒー関係者が集まる年に一度の展示会&カンファレンス”(SCAJ2024:WORLD SPECIALTY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITIONより抜粋)
という事で、7万人(昨年の人数)のコーヒー業界の方々、コーヒー好きの一般の方々が来場されます。
見どころと言えば、これら!
・世界のコーヒー豆のテイスティングや生産者に会える
・最新のコーヒー機器を触ったり、トレンドのカフェ商材を知れる
・国内外の有名焙煎所やバリスタに会える
日本のコーヒートレンドを勉強するのに格好の機会というワケです。
さらに詳しい概要はSCAJ 2024ウェブサイトをご覧ください!→SCAJ
SCAJ会場フォト
私がSCAJへ行くのは、今年で3回目。
例年通り、ひたすら振る舞われる、
極上のスペシャルティコーヒーに舌鼓。
最新鋭のコーヒー機器に見惚れつつも、
2022年、2023年は「企業ブース」や「生産国ブース」「セミナー」をメインに見たので、今回は趣向を変え、
・国内外の有名ロースター(焙煎所)の商品
・バリスタチャンピオンシップのステージ
を中心に見学して来ました。
国内外の有名ロースターの集まる「コーヒービレッジ」
コーヒービレッジは、日本のスペシャルティコーヒー店がたくさん出店するエリアです。
朝イチで、このエリアへ行くのおすすめです!
(比較的空いていて、商品の品切れもなく、いっぱい話聞けます。)
それぞれのお店が、飲み比べをさせてくれるので、
お店によって個性的な味を作っている事がよく分かります。
コーヒー屋さんってオシャレなイメージがあるけど、
実際「オーナーがデザイナーなんです」ってパターン多い気がします。
…実際、パッケージに惹かれて買う事多いので、デザイナーは強いですよね。
売り方も、ただ風味とパッケージのみで攻める!ではなく、
商品にストーリーを持たせたり、
見せ方の切り口をちょっと変えてみたりしている商品には
楽しいな〜ちょっと高くても体験してみたいな〜と思わせられました。
コーヒーの「言葉」が分かりやすくなる⁉︎堀口氏のステージ
コーヒービレッジのステージでは、
日本のコーヒー業界きっての著名人である堀口さんが公演をされていました。
“日本人にあったコーヒーの風味を測る基準“を作ろうとしているそうです。
現在、コーヒーに関わる人が、コーヒーの風味を語る時、
”アメリカのSCAで決められた評価基準“に照らし合わせて
「これはピーチの風味」とか言おう!というルールがあるのですが…
この「SCAの基準」はアメリカ人向きのものであって、
日本人の美味しいと感じる「苦味」や「旨み」という味覚が抜け落ちているとの事。
だから、新たな日本人向きの風味の評価基準を作ろうということのようです。
コーヒーの風味を表す言葉が、分かりやすくなると
コーヒー選びがもっと楽しくなりそうですよね。
「見た事ない飲み物」が登場する⁉︎JBCステージ
JBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)とは、
バリスタが技術とサービスを競う競技会。
バリスタ自身のイメージで創造したエスプレッソドリンクを、
実際にその場で作り、プレゼンテーションをしながら、審査員に提供するという競技
…というようなイメージです。(雑な説明ですみません)
具体的には次のような3つの種目をこなします。
- エスプレッソ
- ミルクビバレッジ(カプチーノ)
- シグニチャービバレッジ(創作エスプレッソドリンク)
初心者でも楽しめるのは、
「シグニチャービバレッジ」
見た事のないような飲み物が、
熱いトークと共に登場します。
例えば、
エスプレッソ
+2種類のコーヒー豆
(生産者がちがうと風味がちがう!)
+3種類のミルク
(低温殺菌、ライスミルク、ココナッツミルク、オーツミルクなど選択肢いろいろ!)
+3種類のフレーバーウォーター
(果物が浸かってる水。これが新たな風味を作り出すらしい!)
それを、
凍らしたグラスに注いだり、
泡立てる器具でフワフワにして盛り付けたりして
提供します。
おもしろいのは、初めて見るドリンクだけでなく、
出場者の本気のプレゼン。情熱や緊張が伝わってくる事です。
無駄のない優雅な動きにも注目です。
まとめ
今回は、アジア最大のコーヒー展示会の報告をお送りしました!
国内最大のコーヒーイベント、ぜひ行ってみて!
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この記事を書いた人 在宅従業員ともりん カフェドシェフアルバイト 編集・デザイン・イラスト担当 ものづくりだいすき!趣味は、自家焙煎コーヒー店&美術館めぐり。豊田市生まれ。 |
監修 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ 保有資格等 コーヒーインストラクター2級/調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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参考:SCAJ