こんにちわ!コーヒーノキを育てている喫茶店のカフェママこと、野々山のりこです。
「コーヒーノキ育てるの難しそう」
「わたし植物枯らしちゃうんだよね」
そんな方にもぜひコーヒーノキとの生活を試してほしいです!
それを通してコーヒー豆の生産者さん達を想ってほしい。
栽培は、コツさえおさえればカンタン!
今からそのコツをご紹介します!
コーヒーノキとは?
コーヒーノキとは、
アカネ科コーヒーノキ属の植物。
常緑で、白い花が咲き、赤や黄色の実がなり、実から取り出した豆は、コーヒーの原料となります。
熱帯の高山などでは、商品作物として育てられ、日本でも沖縄で栽培されています。
おうちで観葉植物として育てている方も多いですね。
私たちの飲んでいるコーヒーは、「生豆」を焼いたものにお湯を注いで抽出したものです。
コーヒーノキは、おうちでも栽培できます!
実際に当店でも、育て、花を咲かせ、実を収穫していますよ。
あなたも「コーヒー好き」なら、コーヒーを自らの手で育ててみたくないですか?
コーヒーノキの育て方
コーヒーノキの育て方をまとめると、こちらです。
「やってみる!」という方はこちらを参考にしてみてくださいね!
置き場所 | 日当たりのよい場所に!冬は室内の暖かい場所に置きます。 |
水やり | 表面が乾いたら水をやります。鉢じゅうに水が行き渡るくらいたっぷりです。 |
虫・病気 | さび病など、春から秋に発生します。発見したら病気の部分を早めに除去。
カイガラムシやハダニが年間通して発生します。発生を見たら早めに駆除を。 |
肥料 | 春から秋はよく育つので、緩効性肥料を2か月に1回やります。速効性の液体肥料なら、1週間~10日に1回やるといいです。 |
植え替え | 1〜2年ごとに、鉢をサイズアップしていきます。
時期は5月中旬から8月下旬に。 土は、赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの割合で用意します。 株を鉢から抜いて土を1/3ほど落とし、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。 |
それでは、“絶対に枯らさないために”
もっとくわしくコーヒーノキをみていきましょう!
コーヒーノキってどんな生き物?
私たちは「ヒト」ですから「植物」が、どう生きてるのかわからないのは当然。
コーヒーノキとは、どのような、
からだの仕組みを持ち、
どのような生活を好むのでしょう?
コーヒーノキのからだのしくみ
植物は、根・茎・葉でできています。
- 根から、養分と水を吸収
- 茎で、養分と水を、葉へ送ります
- 葉で、二酸化炭素・自分で作ったでんぷん・光で、生きるのためのエネルギーを作ります
おおまかに言うと、光合成して「でんぷん」を作って、
呼吸で「生きるエネルギー」を作って、生きてるかんじです。
この植物の活動を、サポートしてあげるのが大切!
そのために、水や、養分(肥料)、光を与えてあげるのです。
コーヒーノキの栽培環境
コーヒーノキを、快適に栽培するには、
栽培場所を、コーヒーノキの生息地の環境に近づけるのを意識してみて!
↓イメージすべきコーヒー産地の環境はこんなかんじです。
気温は常春
コーヒー栽培地の気温は、年間通して「春」くらい。
標高の高めの場所が多いので、1日の寒暖差があります。
おうちで栽培する時は、
私たちヒトが心地よい感じる体感温度に置いてあげましょう。
特に冬の寒さは耐えられません。
暖かいところへ避難させてあげてくださいね。
柔らかな日差し
コーヒー産地では「シェイドツリー」といって
バナナの木などを植えて日影を作っています。
または、日差しの強い時間帯にラッキーなことに霧が出たりする環境のとちだったりします。
おうちの場合は、
午前中が無理でも、1日に数時間日が当たると
成長することができます。
ただし夏のギラギラした太陽の下では日焼け(葉焼け)
してしまうので、レースのカーテン越しくらいがベストです。
年間降水量1200〜1600mm
参考:コーヒー産地「常識が変わるスペシャルティコーヒー入門-伊藤亮太」日本「気象庁」
コーヒー産地の年間降水量は1200から1600mm。
ちなみに日本の東京の年間降水量は平年値で1600mmくらいです。
乾季と雨季があります。
しかしコーヒー産地は熱帯地域の高地です。
栄養たっぷりの土
コーヒー産地はどこも肥沃な土地です。
栽培に向く「肥沃な土」というのは、栄養分豊富で通気性が良く、水持ちも良い土です。
しかし、この土を自分で用意するのは、初心者の方にとっては非常に難しいので、
市販の「観葉植物用の土」を利用するのが無難です。
まとめ
今回は「コーヒーノキ」の育て方について
- 栽培のポイントと当店の実際の例
- 初心者の方へのアドバイス
をお送りしました。
ぜひあなたもコーヒーノキとの生活をはじめてみて下さい。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 コーヒーインストラクター2級/調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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編集:ともりん
参考: