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トップ > コラム一覧 > 【レシピあり】フランス版薄焼瓦せんべい 「チュイル」

みなさん、こんにちわ! 深煎りコーヒー30年の喫茶店のパティシエ、

カフェママこと野々山のりこです。

今回ご紹介するのは、「チュイル」です。

混ぜて、焼くだけ、の手軽さで、簡単にできます。

チュイルのようなシンプルでサクサク食べれるお菓子はおやつにピッタリです。

ホワイトデーが近いのでチョコを食べる機会も多いかと思いますが、チョコとの相性も良いですよ!

是非作ってみてくださいね!

チュイルの魅力

 

「チュイル」とは?

「チュイル」とは、サクサク食感の薄〜いクッキーのこと

チュイルは、「フランス風の焼きせんべい」です。

フランス語で「瓦」や「タイル」を意味していて、カーブが住宅の屋根を表していると言われています。

南仏(プロヴァンス地方)の屋根の形に似ていて、可愛らしいお菓子です。

 

 

よくラングドシャとの違いを聞かれますが、

違いは、チュイールは瓦の形をしていることとアーモンドスライスを混ぜて作ることが、

ラングドシャと異なる点です。

 

日本でも瓦の形をした「瓦せんべい」ってありますよね。

ところ変わっても同じような発想があるのは面白いですよね。

 

チュイルの魅力

カリカリ、サクサクとした食感。

アイスクリームをトッピングしたり、コーヒーにつけたり、

決して、主役ではないかもしれないけれど

いい味出してる。そんなお菓子です。

 

 

チュイルの思い出

チュイルを習ったのは、10年位前になりますが、

うちにある材料で作れるし、工程も少ないしすぐ出来る。

嬉しくなって夜たくさん作って、袋に入れて明日のおやつにと、

テーブルに置いておきました。

次の日、ふと見たら、夜中に誰かが食べたのか、袋が空いていたんです!

中には、湿気たチュイルが!  ショック!

 

鹿児島の海辺でレストランをしている友人が、「マカロンのような卵白の多いお菓子は作らない

湿度が高い海岸沿いのこの土地では、卵白の分量が多いお菓子は湿度を拾いやすいから」

と言ったのをその時思い出しました。

 

チュイルもまた卵白の多いお菓子です。

一晩中袋が開いていたことで、湿度を拾ってしまったんですね。

 

ビニール袋に乾燥剤を入れて保存して1、2日で食べ切るか

もしくは、沢山作ったら、冷凍してくださいね〜!

 

湿気を拾ったチュイルは、ぬれ煎餅みたいになりますよ〜ご注意を!

 

 

チュイルのレシピ

 

材料   約21枚分(直径 10cm位のもの)

粉糖        90g     (グラニュー糖や、上白糖でもOK!)

薄力粉       40g

塩         少々 2gくらい

卵白        Lサイズ2個分

卵黄        Lサイズ1個分

溶かしバター    27g (無塩) 有塩バターを使うときは塩なしでOK!

スライスアーモンド 100g

 

作り方

  1. ボールに卵白と全卵をいれて、混ぜます。
  2. 1に振るっておいた薄力粉、粉糖、塩を入れて混ぜる。(捏ねないように)
  3. 2に溶かしバターを入れて混ぜて、スライスアーモンドを入れて、さっくりと混ぜます。
  4. 3を1時間くらい冷蔵庫で寝かせます。(一晩寝かせてもよい)
  5. 4の生地をスプーン1杯(約20g)づつ、スプーンで伸ばして 180度11分くらい焼く
  6. 熱いうちに、型に押して曲げます。

 

型は、サランラップの芯にアルミホイルを巻いたものです。

円形の平たいチュイルも良いですが、瓦のように変化を付けるとおしゃれです。

 

失敗しないポイント

小麦粉を入れたらあまり練らないように。

なるべく薄く生地を伸ばすと、パリパリとした軽い食感になります。

 

保存方法

ビニール袋に入れて、乾燥剤を入れて1〜2日で食べ切ります。

長期保存したい場合は、冷凍庫へ、出してすぐに食べれますよ!

 

まとめ

今回のカフェママスイーツはチュイルについてです

 

  • チュイルの魅力
  • チュイルの作り方

についてお話ししました。

簡単で美味しいチュイルです。

是非作ってみてくださいね。

 

ケーキ

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