自家焙煎コーヒー店カフェドシェフのカフェママこと野々山のりこは、
ドライフルーツとジャムのお店マンマカフェの田野島万由子さんと
「焼き芋タルトとコーヒーのセット」というコラボ企画をやり遂げました。
そして、企画を通し、田野島さんから多くの事を学びました。
私カフェママは一体何を得たのか!?
「カフェママの学び」是非ご覧下さいね!
田野島さんとの商品開発で得たもの
前回ご報告したこの企画を、覚えていますか?
「カフェママ初プロデュースのスイートポテトタルト」と「カフェドシェフのコーヒー」のコラボ。
こちら前回の記事→カフェママスイーツ商品化!?舞台裏を公開! |
とてもお世話になったって話ね!
結果は沢山のお客様に喜んでいただくことが出来て大成功~!
全てのご注文のお客様に発送を終え、お客様から喜びの声をいただいたとき、心地よい疲れを感じました。
そこへ至るまでは、
…どんな商品にすれば喜んでいただけるのか?
…商品をどういう風に販売するのか?
…きちんと収益がでるのか?
数ヶ月の間、「サツマイモとコーヒ-」のことが頭から離れずに悩み考えた時間でした。
田野島さんとの商品開発で、たくさんのことを学びました。
これらの経験は私の財産です。
その前に、田野島さんの紹介をさせてください。
田野島万由子さんはこんな方
カフェママ野々山憲子と、マンマカフェ田野島万由子さんとの出会いは、
私がマンマカフェの焼き芋タルトの商品化を依頼したところからでした。
焼き芋タルト作りを通して田野島さんとメッセージするようになり、
田野島さんの事をもっと知りたくなりました。
田野島さんのお仕事内容
私が以前から知っていた田野島さんは
ジャムとドライフルーツの専門店「マンマカフェ」の創業者でオーナーです。
旬の果物をその「まんま」・こどもの「おまんま」に安心安全な食べ物を食べさたい!
というコンセプトで、設立されたそうです。
田野島さんはこのような資格をお持ちです。
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他にも、だしソムリエなど数々の資格を取得しているのだそう。
これらの資格がしめすものは、食べ物について専門知識があり、さらに農産物などを、加工し、流通させるまでの知識をお持ちだという事。
つまり、
野菜を「ビジネス化」するプロってとこです。
そして、それを武器に、このようなお仕事をされてます。
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↑これらは、田野島さん会社のお仕事ですが、
さらにこんなお仕事まで引き受けてらっしゃるのだそう↓
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(野菜ソムリエmayuオフィシャルホームページより)
実際今回の焼き芋タルトの企画でも「マーケター」っぷりを発揮してくれました。
カフェママびっくり
プロフィールを見て「田野島さん、どんだけ仕事してんねん〜」とカフェママ叫びました。
タルトとコーヒーをコラボするにあたり、頻繁にメッセージをするようになって、
田野島さんの忙しさが、かいま見えるようになりました。
田野島さんは、自身の会社「マンマカフェ」の運営(経営、社員教育、ホームページ更新など)
もしながら、他店の商品のプロデュース、茨城の野菜を使った料理教室も主催していると、話してくれました。
田野島さんともミーティング中も
「いまからNHKの料理番組の録画どりなのでしばらくメッセージ出来ません、終わったら連絡します。」 |
と、フル回転の働きぶりです。
その忙しい中で「焼き芋タルト」の試作を繰り返して下さいました。
田野島さんは、一人のお嬢さんの母でありながら、
多方面にわたって活躍していました。
万由子さんに「もしや分身がいるんですか?」と尋ねた事があります。
万由子さんの答えは、
「3体くらいほし〜い、でも私がいっぱいいると空気がうすくなる(笑)」でした。 |
フードコーディネーター田野島さんに学んだ事
商品開発は形になってからが本番
「万由子さんスイートポテトタルト作りたいんです!」
と田野島さんにお願いしてできた焼き芋タルトです
出来上がってコラボ商品としてお客様に紹介できることになった段階で、
さあどうやって売ろうかということになり、二人で考えました。
そこで、まず名前を公募して名前が決まった!(上の図の3の途中)
その時点で、私は、達成感がでてしまい
「ここまでやれて嬉しい。」
と田野島さんに言ってしまいました。
すると、
田野島さんにゲキをとばされる。
「何を言ってるんですか?まだスタートラインですよ。
終わったあとに心地良い疲れが残るのが理想です! 商品作るまでで疲れちゃう人多いんです。 出来上がった所がスタートラインなのに、 ちゃんと売れるかどうか、 売れない原因を突き止めて再始動出来るかどうか、 長く続けられるかどうか、が徒労感につながるかどうかの焦点です。 ママ大変なのはこれからですよ。頑張りましょう。」 |
と言って、田野島さんに、叱咤激励されました
田野島さんに「マーケティング」を教わる
田野島さんはこう言いました。
「手段や戦略、宣伝手段、あらゆる販売方法を考えて、実践することを、マーケティングと呼びます。
大事なのは、ちゃんと続けていけるように先を見据えてやることです。」
「製品を完成させることがゴールだと思われがちで、 そこまでで疲れきってしまう。そういう事例がとても多いです。」
「産み出した時がスタートラインで、 商品開発は形になってからが本番で、 ちゃんと売れてお客様が喜んでくれて、 そしてちゃんと、収益化できるところまでが肝心なんです。」 |
私は、言われてはっとしました。
カフェママにとっての「プロデュース」とは?
カフェママプロデュースとタイトルにつけさせてもらって、
コラボ商品を一緒に作っていただいた。
一番大事なのは、
「生産者が精魂込めて作ったものを、
お客様のニーズに合わせて商品開発して、
お客様にお届けする」
これが、わたしが考え至った「プロデュース」です。
「お客様のニーズに合わせて」というのは、
「お客様があったらいいな」「こんなのが欲しいな」と考えてそれを形にすることです。
「お客様にお届けする」というのは、
ただ商品を届けるだけではなくて、お届けしたものをより美味しく食べたり、飲んだりしていただくために
文章や写真で伝えるチラシを同梱したりする。
商品を最高の状態で食べていただくために、労力は惜しまない。
ここまでやってこそなんだな、
出来上がって満足していたらダメ!ここが始まりなんだ。
生産者の思いがお客さまに届くように、
お客様にお届けしてお客様に喜んでいただく。
そこまでやって始めてプロデュースさせていただいたと言える。
田野島さんと「コラボ」して良かった事
田野島さんには、
「ママのモチベーションどうなるか不安な時もありましたが、
ものすごーくコアなフアンが作れていて、はじめてのプロデュースも大成功 これをきっかけにカフェドシェフのコーヒーを飲むきっかけになった人もいらしゃいましたよね、 私はそれが一番の喜びです。 新たな焼き芋の加工方法も、習得出来て大変な数ヶ月でしたが、コラボやって勉強になりました。 今後が楽しみになりました。」 |
と言っていただきました。
焼き芋は購入したことがあったがコーヒーは初めてという方からは、
「コーヒー美味しいですね」と言っていただけました。
私カフェママ自身、今回のコラボで、良かった事は
まだまだ、たくさんあります。
- スイーツ販売という夢が叶った
- 大好きなマンマの焼き芋の魅力を伝えられた
- 田野島さんからたくさんの事を学べた
- カフェドシェフのコーヒーの味を新たなお客様に知ってもらえた
- 以前からのお客様が企画を支えていただき、お客様の大切さを再確認できた
- 田野島さんにとっても「良かった」と言ってただけた
・・・数え上げればキリがありません。
お互いの商品がお互いを引き立てあうコラボが出来て、お互いに喜びあえて
田野島さんにも、御注文して下さったお客様にも、感謝で一杯です。
私自身とても良い経験になりました。
また、そんな商品をプロデュース出来るように、カフェママ頑張ります。
まとめ
今回は、
- カフェママスイーツプロデュースのおさらい
- マンマカフェ田野島万由子さんの紹介
- ママが学んだスイーツの商品開発とマーケティングでの大切なポイント
についてお話ししました。
人生はいくつになっても学びである、そんなことを感じました。
今回のコラボで、田野島万由子さんに教わった事は私の財産になりました。
また次回コラボすることになったら、もっとお客様に喜んでいただけるようにしたい!
まだまだカフェママ成長していきます。
応援よろしくお願いします。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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参考: