当サイトはブラウザIEに対応しておりません。PCでご覧いただく場合はIE以外のブラウザでご確認ください

トップ > コラム一覧 > アイリッシュコーヒーとは?冬定番コーヒーカクテルは甘く芳醇

カフェドシェフでは、大人限定でこんなムーディーなカクテルだって飲めますよ!
炎の演出と、アイルランドの味わいを堪能できる、寒い冬の日の定番ホットカクテル。
今回は、とことん解説します!

はじめに

 

 

長時間フライトのトランジット。

旅人が往来する、空港のパブの片隅で

高揚感に少しの疲れを滲ませながら、それを眺めるオトナの女性。

その手には、脚付きのグラスに注がれた

「アイリッシュコーヒー」

 

・・・うふふ。エレガントじゃない?

 

 

あら?アイリッシュコーヒーがわからないですって?

まかせて!今からご紹介します。

お店でオーダーしてみた気分でお読みくださいね。

 

 

アイリッシュコーヒーとは?

 

 

アイリッシュコーヒーを頼んだら、まずは目で楽しんでほしいです。

このドリンクを作る過程で、ちょっとスゴいものが見られるんですよ。

 

 

見て楽しいファイヤーコーヒー

 

 

 

燃え上がる青い炎!

「これは一体何が起きてるの!?

えぇ!そんな事しちゃうの〜!あらまぁ〜」

 

・・・気になるでしょ?

しかし、一体何が起こっているのか、それは今ここでは語りません。

ぜひ、あなたの目で生で見て、

当店バリスタのマスターの解説を聞いてみてください。

ドキドキの体験があなたを待ってるわ。

 

アイリッシュコーヒーをつくる過程はこちらにもう少し詳しく載っています。↓

カフェドシェフメニューページ(ファイヤーコーヒーの項目)

 

そして、

出来上がったアイリッシュコーヒーとはこんな飲み物です。

 

 

アイリッシュコーヒーを構成するもの

 

 

入ってるのはこちら、

  • 生クリーム
  • アイリッシュウイスキー
  • 深煎りコーヒー

アイルランド特産品である「生クリーム」が浮かび、

アイルランドの伝統「アイリッシュウイスキー」に、

当店自慢の「極深煎りのコーヒー」を加えた

温かいコーヒーのカクテル。

なんとなくアイルランド名産の「ギネスビール」のようなたたずまいもあります。色は淡いですが。

 

つまり、これは、

アイルランドを堪能できる贅沢な大人のホットカクテルなのです!

 

パブ文化のない日本ではなじみがありませんが、

ヨーロッパやアメリカでは、冬の定番の飲み物。寒空の下、美味しく体を温めます。

 

それでは、概要をおさえたところで、味わってみましょう。

 

 

アイリッシュコーヒーの味わい

 

 

アイルランドを感じ、アイリッシュハーモニーを味わってほしい!

このアイリッシュハーモニーの要素を、それぞれ順にみてみましょう。

 

生クリーム

 

まずはじめにおさえておきたいのが、上に浮かんだ生クリーム

アイルランドは酪農大国です。

北海道くらいの面積の国土は、ほとんどが牧草地。

なぜなら、雨はよく降るし、冬は暖流の影響で東京より温かいんです。

その結果、酪農にピッタリな環境で、もはや人の数より牛の数のほうが多いんくらいなんですって!

 

そして生クリームの味はというと、

これはもう皆さんご存じのとおり、もったりまろやか〜。

 

アイリッシュウイスキー

 

次に、主役ともいうべきウイスキーの甘い芳醇な香味。

 

当店で使用するアイリッシュウイスキーは「ブッシュミルズ」。創業なんと400年、アイリッシュウイスキー最古の蒸留所です。

味は、・・・穏やかな温かみが口いっぱいに広がり、ほのかにハチミツの甘さがあります。香りは軽やかでフルーティかつスパイシー。バニラやクレームブリュレのような香りと言われています。

このウイスキーを、コーヒーに加える前に、燃やしてアルコールをやわらげ、味をまろやかにして使用します。

まるでオトナの為のデザートのような味わいですよ。

 

カフェドシェフのコーヒー

 

そして、カフェドシェフ自慢の深煎りコーヒー

ストレートでおいしいのはもちろん、ミルクにも、フレーバーにも、相性が良いのは、深煎りならではです。

 

これらを混ぜて召し上がれ

 

カフェドシェフでは、よくかき混ぜて飲むのをおすすめしています。

クリーム、ウイスキー、コーヒーが溶け合う「アイリッシュ感満載」なハーモニーを楽しんでください。

飲んでみて、もう少し甘くしたいなと思ったら、

甘さの調整は、ハチミツを加えてお好みで。

ハチミツはブッシュミルズウイスキーのフレーバーにも近いのでよくマッチしますよ。

 

そして、これも大事ね。

アイリッシュコーヒーが注がれた足付きのグラスを手にするあなたの姿、きっと情熱的でエレガントだと思うわ!

 

 

アイリッシュコーヒーの名店

 

 

アイリッシュコーヒと聞いても、私たち日本人にはなかなか馴染みがないものですよね。

そこで、アイリッシュコーヒーを語るのに、これだけは押さえておきたいという世界的な名店をひとつご紹介しましょう。

それは、アメリカ・サンフランシスコの「ブエナ・ビスタ 」というカフェレストラン。

ブエナ・ビスタ

 

世界にアイリッシュコーヒーを広め、

世界一アイリッシュコーヒーが飲まれてるという、

超有名店!

ブエナビスタ=「絶景」の名の通りゴールデンゲートブリッジが見える景色の良いお店だそうです。

さて、世界一飲まれているという事ですが、いったいどれくらい?

・・・店舗ホームページによると、ブエナビスタでは、1日あたり最大2,000杯のアイリッシュコーヒーを提供しているとか

・・・これはすごいわね。。。

 

このカフェの入り口にはこんなプレートがあります。

アメリカの最初のアイリッシュコーヒーは1952年にここで作られた。

それはジョー・シェリダンにより、シャノン空港でインスピレーションによって発明された。

それはスタン・デラプレイン(旅行作家)により偶然ここに紹介された。

それはジャック・コップラー(当時のオーナー)により国民的名物に育てられた

 ※INJ GROUP  HPより引用https://www.inj.or.jp/archives/412

 

ここに、アイリッシュコーヒー誕生のヒントが!

シャノン空港でアイリッシュコーヒーを発明したジョー・シェリダン・・・興味深いですよね。

 

アイリッシュコーヒー誕生の秘密

 

それでは誕生の秘密について迫っていきましょう!

 

さて、アイリッシュコーヒーは

80年前のアイルランド・フォインズ飛行場のパブ」で考案された飲み物です!

・・・あら?フォインズ飛行場?シャノン空港じゃなくて?

実は、この時代、ちょうど、飛行艇から飛行機へと、フォインズ飛行場からシャノン空港へと、移り変わる時期だったんです。

厳密には、フォインズ飛行場が始まりと見ればいいのではないでしょうか。

 

80年前のフォインズ飛行場とは

 

 

ときは第二次世界大戦が迫るころ。「飛行艇の旅の黄金時代」と呼ばれていた頃です。

飛行艇を英語で言えばフライングボート!水面を滑走路とする空飛ぶボートです。

ロマンのある乗り物ですよね〜!

1937年から大戦前まで、欧米のセレブ達は飛行艇に乗り、

昼は飛行、夜は海上で停泊しながら、数日かけて

アメリカとイギリスを行き来したのだそうですよ。

船内はダイニングルームやベッド付きの個室、ウェイターのサービスで、最長17時間という長いフライトでも意外と快適だったみたいです。

現代だと、ゆったりとした船旅のイメージに近そうですね。

 

アイリッシュコーヒーゆかりの「フォインズ飛行場」は、

アメリカーイギリス便の給油地でした。

トランジットの間、乗客は水面に浮かぶ飛行艇から、

川の中洲にある船着場へ移動し、(飛ばない)ボートで川を渡り、

河口の飛行場のラウンジで待機します。

 

つまり、飛行艇の乗客達はみんな凍えていたという事です。

 

飛行場ラウンジのパブ生まれ

 

 

「アイリッシュコーヒー」が生まれた場所は、そのラウンジにあった「パブ」です。

(空港という立地なので市民みんなの集うのパブというよりは、レストランやちょっといいバーに近いイメージなのではないでしょうか?)

ボートで川を渡り、冷え切った乗客達を温めるために、考案されたのがはじまりなんですって。

(以前から漁師達の間では飲まれていたという話もあります。)

そして「アイリッシュコーヒー」の評判は、旅人達を通じて世界中に広まったのだそうです。

 

アイリッシュコーヒーは乗客への気づかいから生まれたんですね。

特産品でおもてなしをされる乗客達は、きっと心も体も温まったことでしょう。

 

 

ちなみに、

アイリッシュコーヒー発祥のお店のサイトによると、

誕生の瞬間のお話を、次のようなエピソードとして語られていますよ。

ご興味ある方はご一読ください。

 

元祖アイリッシュコーヒー誕生エピソード

 

アイリッシュコーヒーは、80年前の1943年、アイルランドのフォインズという港町にあった水上飛行場で生まれました。

1943年のある冬の日の夜遅く、ニューヨーク行きの旅客機(飛行艇)がフォインズから飛び立ちました。

しかし、悪天候で数時間飛行したのちに、安全のためフォインズに引き返す事になったのです。

モールス信号で帰還のメッセージが管制塔に送信されると、フォインズの飛行場へ着陸し、乗客達は暖をとるため待合室のパブへ連れて行かれました。

 

シェフのジョー・シェリダンは、疲れた乗客を暖める飲み物を用意するよう言われ、コーヒーを用意します。

さらに、それらにアイルランド名産の「アイリッシュ・ウイスキー」を加えました。とても満足した乗客の1人はシェリダンに近づき「これはブラジルコーヒーかな?」と尋ねました。

そしてシェリダンは冗談で「いや、これはアイリッシュコーヒーさ」と答えたそうです。

こうして誕生した「アイリッシュコーヒー」は飛行艇のから飛行機の時代に移り変わっても、旅人達を通じて評判を呼び、現在でも愛され続けています。

 

ここまでがアイリッシュコーヒー発祥のお店で語られる、元祖アイリッシュコーヒー誕生エピソードです。

凍えたお客様に、ウイスキーを垂らしたコーヒーを提供したことからはじまったのですね。

心遣いですよね〜。

 

 

まとめ

 

アイリッシュコーヒーは、

見て楽しい、飲んでうっとりのコーヒーカクテルです。

炎のパフォーマンス、ウイスキーとクリームのアイリッシュハーモニーを楽しんでくださいね。

アイリッシュコーヒーの名店、歴史についても触れました。

ぜひ、トランジット中のパブにいる旅人の気分で楽しんでくださいね。

 

 

こちらの記事もおすすめ

↓うちのお店でリラックスしませんか?

【カフェドシェフの世界観】カフェ空間をもっと楽しむ為の3つの要素

↓カフェロワイヤルにちなんだ小話!?

バレンタインデーとナポレオンのコーヒー「カフェロワイヤル」

↓コーヒー豆の味の違いとは

【コーヒー豆】産地の違いは、香味の違い。個性の決め手はここにあり!

↓当店の豆はLINEでも購入できます!お試しください

【Webでカンタン購入】自家焙煎豆の買い方

 

 

この記事を書いた人

野々山憲子(カフェママ)

カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 

高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。
好奇心旺盛で人と話すのが好き、美味しいもの新しいものに目がなく、とにかく考える前にやってみるが信条。
Facebookでのインターネット販売は自分の屋号で活動中。

鹿児島県生まれ

 

保有資格等

調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補

 

参考: 飛行艇について

ケーキ

この記事が役に立ったら
ぜひシェアしてください

coffee

読まれている記事
ランキング