日本で最大のコーヒーイベント、それは・・・
「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション」
通称「SCAJ」です!
展示会に、一般のコーヒーファンも行っていいの?
いいんです!
来場者の36.5%はコーヒー業界以外の方です!
実際に業界人ではない”くるみさん”が行って来たので、
イベントの様子をレポートしてもらいましょう!
気になったら、あなたも足を運んでみては?
コーヒー好きなら行くべき最大イベントSCAJ 2022!
お知らせ
【最新版】SCAJ2024レポートはこちら:【SCAJ2024】アジア最大コーヒー展示会行ってきた |
国内最大のコーヒーのイベント「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2022(通称SCAJ2022)」
が、10月12〜14日に東京ビックサイトで開催されました。
どんなイベントかと言うと・・・
コーヒーが好きなら、熱気に胸熱になり、
お腹もコーヒーでタプタプになる、
まさに“夢のようなお祭り”でした。
カフェ経営に興味のある私、くるみが行ってきたので、レポートします!
SCAJ2022とは?
主催者SCAJのウェブページから抜粋します!
SCAJは「コーヒーに特化したイベントとして
アジア最大の国際見本市」です(中略)
年に一度、世界中から、多様で高品質なコーヒー豆がSCAJに集まります。
最新鋭マシンからバラエティ豊かな関連商品まで、コーヒーのすべてがここにあります。
スペシャルティコーヒーの素晴らしさを体験しに、ぜひSCAJ2022にご来場ください。
詳しい開催概要はSCAJ 2022ウェブサイトから→SCAJ2022公式サイト
かんたんに言ってしまうと、
日本中のコーヒー業界関係者、コーヒーファンが一挙集結する日本一のコーヒーイベントです。
来場者の内63.5%の方はコーヒー業界の方ですが、
「一般のコーヒーファン」も、ウェルカムな雰囲気。
中では、夢のような体験ができるんです!
開催は、今年で17年目。
コロナ後初の通常開催の今年は、3日で、4万4千人ものたくさん来場者を集め、大盛況だったもようです!
(私は初めて行ったので比較はできませんが、そうらしいです。)
- 何十種類ものスペシャルティコーヒーを飲み比べ
- 有名バリスタ、コーヒー系人気YouTuber、コーヒー豆農家さんがウロウロ
- 世界トップクラスのバリスタの腕前をナマで見て味わえる
- 新しいコーヒー関連の技術を知れる
などなど、とにかく刺激的!
コーヒーの情報が集まってるからめっちゃ勉強になる・・・
遠い国に思いを巡らしてみたり・・・
行けば、しばらく興奮が冷めやらず、気がつけばコーヒーのこと考えてる状態におちいります。
それでは、
コーヒー業界人ではない、一般コーヒーファンなりの
感動したポイントを、順にご紹介していきます。
【レポート】コーヒー業界の熱気に酔いしれる
世界トップレベルの腕前を生で見られて感動!
あちこちで、世界のTOPバリスタが抽出の実演をされていました。
一流なだけあり、動き一つ一つが洗練されて美しく、思わず立ち止まって見入ってしまいます。
それぞれ、自分のコーヒー哲学に基づいたオリジナル抽出レシピを提案されているので、試して世界観に浸りたくなります。
会場のステージでは、国内のトップバリスタ、サイフォニストなどを決定するコンテストも開かれていて熱気に包まれています!
カフェドシェフのマスターもおよそ20年前は、地方代表として、バリスタの全国大会に出たんだとか。(日本のバリスタの登竜門でかなり上位の成績を収めたなんて、すごいことですよね!)
あと、有名キャラさんや、人気YouTuberさんなんかもウロウロしてて、
「あ!生の〇〇さんだ!」なんてウキウキしちゃいます。
スペシャルティコーヒーをとことん試飲して満足!
会場では、そこら中のブースで、試飲用のコーヒーを渡されます!
ナッツの風味やフルーティな香り・・・詳しい風味の表現は勉強不足でできませんが、とにかく千差万別で驚かされます!
中南米、アフリカ、アジアなどから農家の方も、いらっしゃっていたりして、
(私は気おくれしてしまって聞けませんが)お話を聞くことができます。お店をされてる方は商談もされてました。
中国やミャンマーなど、従来はコーヒー産地イメージのなかった土地でもコーヒーが作られていて豆の選択肢はどんどん広がっているんですね〜!
そしてどこの産地でも、サスティナビリティへの配慮も欠かせないものだということが分かります。
環境にも人にも良い形で新たな産業ができていくのは素晴らしい!そのようなコーヒーをたくさん試飲できるのも楽しいものです。
最近、コーヒーの精製が進化しててびっくり!
近年流行の「アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)」のコーヒーを飲んだことありますか?
※ 「アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)」のコーヒーとは・・・
発酵した果実感が強く、複雑で独特の味わいのコーヒーです。 コーヒーの実から豆を取り出す過程で、実のかすやネバネバを取る為に
微生物のいる発酵液に漬け込むのですが・・・ 発酵液の入った容器の蓋を密閉し、無酸素状態で発酵させます。 すると、乳酸菌や酵母などの酸素なくてもOKな微生物が元気に働き、 完成した豆は、酸味の効いた独特の味になるというもの。 |
今回のイベントでも、このアナエロを色々試飲させてもらえました。
さらに、最新のトレンドともなると
発酵過程で、にさらにフルーツ果汁などに漬け込む「インヒューズド(浸漬)」コーヒーなんかも話題のよう。
コーヒーの風味は、製法でも多様化していってるんですね。生豆も奥が深い・・・
ダイレクトトレードは農家との距離が近くてアツい!
グローバルな世の中・・・
近頃では、農家とのダイレクトトレードをする焙煎所も、出てきました。
そんな、焙煎所のプレゼンをステージで見たのですが、
農家の情熱をお客さんへ伝えたい熱い思いにシビれました!
農家さんの手で大切に育てられた豆を、
最大限活かすように焙煎する焙煎士、
そして丁寧に自分の為に抽出してくれるバリスタ、
一杯のコーヒーがその全員の情熱の結果だと思うと感慨深い!
風味だけでなく、コーヒーができるまでのストーリーまでも魅力であるのは、現代らしいコーヒーの楽しみ方なのかも知れません。
小型焙煎機ってこんないろんな形あるの?
5キロ以上焼ける焙煎機の展示もありましたが、
気になったのは、1キロ前後の小型タイプ!
卓上焙煎機、手回しタイプ、固定概念を覆すような形・・・こんな形もありなんだ!?どれもワクワクします。
最近の焙煎機は、スマホやパソコンと繋いでデータ管理できたり、
自動で火力調整してくれたりと、非常に便利そうで試してみたくなります。
少量ずつ焙煎して鮮度の良いうちに売るのは、美味しく飲むのに大切。
そして、小型の店舗でも自家焙煎できるのは魅力的ですね。
他にも、エスプレッソマシン、ハンドリップできるアーム、サイフォンのマシーンなどなど、勢揃いしてました。
SDGsへの配慮は必須。
自然環境が育むコーヒーだからこそ、
やっぱり環境や人への配慮は欠かせないことですよね。
農家と環境に優しいコーヒー豆を作る活動、コーヒーかす利用法、
熱帯雨林や動物の保護できる素材、水素燃料焙煎機など、
環境に良いものを選択する事ができるのだなと知ることができました。
そんなところで、試飲でお腹タプタプになって帰宅。
まとめ
今回は、コーヒー業界のビッグイベントSCAJ2022で、
非業界人・一コーヒーファンとしての立場から、
- SCAJがどんなイベントなのか?
- 感動したポイントとは?
をご紹介しました。
あなたも、日本最大のコーヒーイベントで、
会場の熱気を浴び、おいしいコーヒー飲み、知識を深めて
みては、いかがでしょうか?
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この記事を書いた人 在宅従業員ともりん カフェドシェフアルバイト 編集・デザイン・イラスト担当 ものづくりだいすき!趣味は、自家焙煎コーヒー店&美術館めぐり。豊田市生まれ。
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監修 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ 保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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参考: