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トップ > コラム一覧 > 大学生が伝えたい!豊田ジビエの魅力「ヘルシー美味しい山の幸」

こんにちわ!豊田市で30年営む喫茶店のカフェママこと野々山のりこです!

あなた、知ってました!?

じつは、豊田市では、おいしい「ジビエ」が食べられるんですよ!

しかも、食べる事が、人を助け、動物たちへの敬いでもあるんですって?

地域の方と協力して「豊田のジビエ」を広める活動をされてる大学生に

くわしく聞いてみました!

どうぞ~!

前回までのあらすじ

 

「大学生目線で豊田の魅力発信!そとそと」の、まりかです。

カフェドシェフさんとそとそとのコラボも3回目、ついに最終回です…

 

■1回目:豊田の魅力を発信する学生団体そとそとさん「足助は若者にとって魅力的なの?」

 

■2回目:大学生が案内!足助の魅力満喫旅「私を足助へ連れてって」

 

前回はカフェママと一緒に足助へ訪れ楽しんだ様子をお届けしました。

あいにくのお天気でしたが香嵐渓をはじめ足助の様々なところを巡り、

おいしい物もいっぱい食べて大満喫!

 

そこでも何度か出てきたジビエについて今回は特集したいと思います!

 

カフェママ:

そうよ!豊田市には「おいしいジビエ」があるのよ〜!

 

ジビエとは?

 

みなさんジビエってご存知でしょうか?

狩猟で得た野生鳥獣の食肉のことをジビエと言います。

 

豊田のジビエ

 

ジビエが何か知っている方の中には

「臭い」とか「硬い」とか

マイナスなイメージを持っている方も多いかもしれません。

私も実際に食べる前までは同じように考えていました。

 

しかし、一度食べてみるとそんな心配はどこへやら。

臭みも全くなく、かたさも気になりませんでした。

 

処理の仕方によって大きく味が左右されるジビエですが、

その処理さえしっかりとすればおいしくいただけるのです!

 

 

カフェママ:

そうそう。足助で食べてみてイメージが変わったわ!

 

そんなジビエの魅力をお伝えできたらなと思います。

 

+ジビエに関するそとそと初イベントについても少し…
ぜひお付き合いください!

 

カフェママ:

オッケー!2月18日に豊田でやる若者対象のジビエイベントね?紹介しちゃって!

【今すぐ見るなら】そとそとさんのイベント情報

 

ジビエの魅力

 

まずはジビエに関するいくつかの魅力を紹介したいと思います!

 

栄養満点で体に◎

 

ジビエは体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。

イノシシ

まずはイノシシ。

こちらは豚肉とあまり変わらないカロリー、脂質ですが、

鉄分はなんと4倍!ビタミンB12も3倍含まれています。

 

シカ

つづいてシカ。

こちらは牛肉と比較して脂質が6分の1、カロリーは半分以下!!

なのに鉄分は2倍も含まれているんです。

ヘム鉄と呼ばれる体に吸収されやすい鉄分が豊富で貧血や冷え性を予防する働きが。

このようにジビエ肉は栄養豊富で健康に気を使っている人にはとてもよいメリットがあるんです!
最近は高齢者の介護食としても注目が集まっているらしいですよ。

 

カフェママ:

猪肉美味しかったわよ〜しっかりしたかみ応えで味わいがあったわ!

それに健康にも良いのね!

 

 

味に個性がある

 

 

ジビエと家畜の違いってなんでしょうか?

一番は管理されているかいないかだと思います。

 

家畜は餌が管理され飼育日数も決まっています。

だからこそ肉質が比較的均一になっているんですね。

 

一方ジビエはというと、野山を走り回っている動物たち。

餌も生育環境も全く違います。

加えて、捕獲時の年齢や性別、季節だって違います。

この結果、肉質に個性が出てくるんです!

自然の中で育ったからこそ生まれるジビエの魅力と言えますね。

 

カフェママ :

個体で味わい違うんだ〜食べ比べしたい!

 

 

皮や角だって活用できる

 

お肉とは話がずれてしまいますが、

皮や角にだって使い道があるんです!

革小物っておしゃれなうえに、経年変化を楽しめるアイテムでもあります。

シカの角なんかもアクセサリーにしたり置物やインテリアにしたりと使い方はたくさんです。

被害をもたらす動物たちをただ駆除するだけでなく、様々な形で活用して私たちの生活に取り入れられたら素敵なことだと思いませんか?

カフェママ :

素敵!近年は動物愛護の観点からフェイクレザーが良しとされてるけど、

こんな経緯でできあがる製品もあるのね!これはイイわね!

 

 

豊田のジビエの背景

 

突然ですが害獣による農作物の被害ってどのくらいだと思いますか?

都会に生活し、野生動物と遭遇する機会も少ない方たちにはなかなか想像もつかないのではないでしょうか。

 

 

実は令和3年度の豊田市内の獣害被害件数は2618件、

被害総額は約1億3000万円にも上るんです!

特に山間部の足助、下山地域での被害が大きくなっています。

 

そんな被害をもたらす動物たちの未来はどうでしょう?

もちろんその多くが捕獲されています。

そして、その動物たちのおよそ9割がそのまま廃棄されているんです。

わたしたちはこの事実を知りとても驚きました。

 

そして、このままでは動物たちがかわいそう、せめておいしくいただくことで何かが変わるのではないかなと考えるようになりました。

 

カフェママ:

同じ豊田市でも、都市部で暮らしてると、野生動物は遠い存在にしか思えない。

でも、すぐそこに見える山のふもとに住む人にとっては、

共に生きている身近な存在であり、生活を脅かす脅威でもある。

そんな事実を「ジビエ」を通して知って、

みんなで協力していきたいわね。

「おいしい」って幸せを噛みしめながら!

 

「豊田ジビエフェス」参加受付中!

 

先ほど触れた思いをもとにわたしたちそとそとがイベントを開催することになりました!!その名も・・・

「聴いて食べて作って学ぶ!豊田ジビエフェス」  

 

ここではイベントの詳細について説明させてください!
と、その前に日程だけ。

2月18日の土曜日開催です!

応募締め切りは1月中

ですので、これから先の内容を読んで興味を持たれた方はぜひご応募お待ちしています!!

 

内容は3本立て!

 

1.鹿ロコモコ弁当

わたしたちそとそとが山里カフェMuiさんにご協力をいただいて鹿肉を使用したロコモコ弁当を作成、提供!まずは一度ジビエ肉を食べていただきそのおいしさを知っていただけたらなと思っています。

 

2.鹿革を使った小物づくり

先ほどの魅力でもお伝えした革を利用してコインケースなどの小物を一緒に制作します。自分の手で作った作品は愛着が湧くこと間違いなしです!

 

3.トークセッション

私たちが活動していくなかで出会った方々からお話を聞ける機会。足助に関わっているからこそわかる課題などをお話いただく予定です。ゲストは以下の通りです!

山里カフェ Mui  清水潤子さん


猟師をしながらジビエカフェの運営を行う。鳥獣被害を減らすために猪・鹿を駆除し、料理として提供している

山里カフェ Mui ホームページ

 

猪鹿工房 山恵  鈴木良秋さん


猪・鹿肉の加工販売を行う。「山のイキモノと人間の営みがバランスよく持続していく仕組みをつくりたい」という想いから始める。

猪鹿工房 山恵 ホームページ

 

三州しし森社中 竹尾博史さん


猪や鹿の革・角・骨の利活用を行う。アクセサリーからシャンデリアまで多種多様な製品を開発・販売している。

三州しし森社中 ホームページ

 

農家 井手貴生さん

農家歴8年。足助でお米と蕎麦を作っている。「農家の井手さん」と言う名前でYouTubeやイベントを企画して足助の魅力を発信中!

農家の井手さん YouTube

 

以上の3点を通し、参加者とそとそと全員でジビエについて楽しく学んでいきます!

最後にはグループに分かれ、とあるテーマについて話しあう時間を設ける予定です!

そとそと初のイベント。

至らない点も出てくるかとは思いますが楽しんでいただけたら幸いです!

 

 

イベント概要・応募

 

 

聴いて食べて作って学ぶ!豊田ジビエフェス

そとそと公式Instagram「ジビエフェス」情報はこちら

日時:令和5年2月18日(土)
11時30分~17時30分
場所:梅坪台交流館 多目的ホール
参加費:2500円
定員:30名
締切:1月31日中

↓応募はこちらから↓

【応募フォーム】聴いて食べて作って学ぶ!豊田ジビエフェス

締め切り:2023年1月31日(火)23:59

問い合わせ先:csotosoto.2021@gmail.com

主催:豊田市、公益財団法人豊田市文化振興財団

受託:愛知淑徳大学 学生団体 「そとそと」

 

 

そとそとコラボの終わりに

 

3回にわたって続いたカフェドシェフさん×そとそとのコラム。

お付き合いいただきありがとうございました!読者の皆さんに少しでもそとそとのこと、ジビエのことが伝わっていたらうれしいです!

 

カフェママ:

「豊田市足助が大好きで、魅力を発信」している「そとそと」さん達に出会って、

足助を旅して、ジビエを食べて、足助の街を一緒に歩いて

足助の魅力を再確認したわ~

ジビエを食べる、ジビエを活用することで、

動物にも私達にもよい効果をもたらすことに気づいてカフェママ勉強になりました。

 

これからも、足助の魅力、ジビエの魅力を発信していってくださいね!

カフェママ応援しています。

 

今回のまとめ

今回は、豊田のジビエについて

  • ジビエとは
  • ジビエの魅力
  • ジビエの背景
  • そとそとさんの企画するジビエイベント

についてお送りしました。

大学生の発信する、豊田市の魅力いかがでしたか?

現役の学生さんも、かつて学生だった方も、

学生気分♪で豊田市を楽しんでくださいね!

 

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・そとそとさんコラボ3部作のvol.1「憲子の部屋」↓

豊田の魅力を発信する学生団体そとそとさん「足助は若者にとって魅力的なの?」

・そとそとさんコラボ3部作のvol.2「足助の魅力満喫旅」↓

大学生が案内!足助の魅力満喫旅「私を足助へ連れてって」

 

この記事を書いた人

 

そとそと

学生主体!愛知県豊田市の魅力発信 

愛知淑徳大学の豊田市の魅力発信を行っているボランティア団体。令和4年度現在23名が所属し、豊田市外の学生が9割を占めている。観光パンフレットの作成やInstagramの運営等も行っている。

Instagram:そとそと【学生主体!愛知県豊田市の魅力発信】

 

イラスト・写真編集:ともりん

参考:

ジビエの魅力:農林水産省 
豊田市内の獣害被害データ:豊田市

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