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トップ > コラム一覧 > 豊田の魅力を発信する学生団体そとそとさん「足助は若者にとって魅力的なの?」

こんにちわ!豊田市で30年営む喫茶店のカフェママこと野々山のりこです!

カンレキの私にとって「地元の魅力」って、知ってるつもりでも、
これは見落としてた!なんてものもあるじゃない?

そんなとき、気づかせてくれるのは、「地元でない若者の視点」かもしれない!

豊田市民が気づいてなかった魅力、

市外の観光客を満足させる魅力

大学生の子たちに教えてもらいましょう!

ゲスト 豊田の魅力発信!そとそとさん

 

ある日、うちの常連さんが、面白い子たちを連れてきたのよ。

「豊田市の特に足助が大好きで、魅力を発信」

してくれてるんですって!

 

私は、その子たちに聞いたの。

「足助って、確かに良い所だけど、若い子でも楽しめるの?」

って。

そしたら、

顔色を変えて、こう答えたわ!

「楽しめますよ!!!」

 

そういう事なら、くわしく聞いてみようじゃない!

 

という事で、お越しいただきました。

そとそとさんどうぞ〜!

 

\\ララララーラーラーラー(BGM)//

 

「ちょっとカフェママ〜!足助をなめないでください!」

本当に香嵐渓以外に見所なんてあるの?足助って?

 

「もちろんですよ!!!!」

 

 

例えば、足助の町並みっていうのが、重伝建にも認定されていて、

歴史のある町並みなんですけど、今は色々なお店が入っていて、お菓子を食べれたりとか、食事どころも沢山・・・

「はい、わかったから落ち着いてちょうだい。順に聞くわ」

 

そとそとさんの活動とは?

 

どんな団体なの?

そとそとさんは、若い子たち向けに、「大学生目線で豊田市の魅力を発信」してくださってる団体さんなんですよね。

 

Q. あなた達、どんなメンバーでやっているのかしら?

 

メンバー全員が、愛知淑徳大学の学生で、今は23人で活動しています。

活動への思いは、人によって様々ですが、

主に観光やまちづくりに興味がある人が多いですね!

観光を専攻している人が多いですが、他にもビジネスや語学など様々な学部の人もいて、学部を越えた交流があります〜!

(なほ)

 

観光の専攻!?それはあとで詳しく聞きたいわね~

 

足助の魅力を発信する理由

 

Q.そもそも、みんな豊田市出身とかではないわよね?なんで「豊田市の足助」なの?

 

 

実は私たち、以前は瀬戸市を中心にまちづくり活動をしていましたが、

瀬戸市以外の地域にも目を向けてみたいと思ってたんです。

そんな時、

豊田市青少年センターさん主管の

「学生によるまちづくり提案支援事業」

(豊田市の賑わいづくりやPRに繋がる企画の実施をする研修)を知り、

企画立案やまちづくりに興味のある私たちにピッタリの事業だと思い、

2021年度に参加しました。

報告会の動画はこちら→【YouTube】学生によるまちづくり提案支援事業 実施報告会

このパンフレットとInstagramがその成果なのね!

この時、豊田市の中でも足助に地域を絞った理由は、

市外に住む私たちにとって、バスが通っていて活動がしやすく、

香嵐渓や足助の街並みなど行ってみたい場所が多くあったからです。

 

 

そして、

活動を行う中で豊田市の魅力に気づき、

「もっと深掘りしたい!」と豊田市のトリコになってしまい、

現在に至るという訳なんです。

 

今年度は、足助だけではなく豊田市駅周辺や下山にも、活動範囲を広げています!

(なほ)

 

「市のプロジェクト」が完結して、はい終わり〜ではなく、

活動を通して、豊田のこといろいろ知って、好きになって

続けてくれてるんだ!!

 

現在の主な活動

Q. それで今現在は、Instagramでの発信が、主な活動かしら?

 

そうですね。

実際に足を運んで取材したことをもとにInstagramで投稿しています。

Instagramはこちら:sotosoto_2021

 

ですが、私たちの活動はそれだけではないです!

 

豊田市の山間部でよく獲れるジビエ(猪・鹿)の魅力や課題を広めるべく、

イベントを企画していて、2月18日(土)に開催する予定です!

鹿肉を使ったロコモコ丼を提供したり、鹿革を使った工作を実施したりして、

一人でも多くの人に豊田市のジビエを知ってもらえるように活動しています!

(しおり)

あら!足助の方たちを一緒にイベントを企画してるの?

あなたたち!なかなかアツい子たちじゃない!

 

 

「大学生目線」彼女たちはどんな大学生なのか?

 

 

Q.観光を学ぶ学生は「観光」についてどんな事を考えてるの?

 

私が考える観光は、

一般的に観光地と言われる場所(東京、京都など)の名所を学ぶだけではなく、

その観光地が

“どのようにして観光地化していったか”

“観光地になってからの課題は何か”など、

多角的な視点で観光地への理解を進めていくことだと思います。

また、観光地と呼ばれていない場所も何か価値が与えられれば、

観光地になることは大いにあり得ることなので

“観光地化させる為に何が必要か”

なども観光を学ぶひとつだと考えます。(しおり)

 

足助に対しても、いろんな視点から見てくれてるのよね。

豊田市民だと、豊田の事に対して、ついついひいき目に見ちゃったりするけど、

「足助」を他のいろんな観光地と比較したり、客観的な立場でみてくれるのもイイわね!

 

Q.じゃ、あなた達から見て、足助にとっても課題とかあるのかしら?

 

● 魅力の発信が不十分

足助の直したいところは、秋の香嵐渓以外にも魅力があるのに、その魅力を十分に発信できていない部分です。足助自体どの季節に来ても素敵な場所なので、実際に足を運んでみて足助の温かい人の空気感や自然を体験してほしいです。(しおり)

● 害獣被害

今活動を行っているジビエとも関連しているのですが、害獣により農作物が荒らされ、農業従事者が困っていることが課題だなと思います。

さらに事態が悪化して人にまで危害を与えるようになったとしたら安心して住むことも観光することも出来なくなるのではないのかなという心配もあります。(まりか)

● 高齢化

足助地区の人口を見てみると、平成30年度は7864人。10年間と比べ、1000人以上減少しています。

また、高齢化率も年々上昇していて、平成30年度は39.1%でした。(参考:自治力見える化カルテ-豊田市)

 

足助にある素敵なお祭りや伝統行事を受け継ぐために、解決しなくてはならない課題だと考えます。

 

そのためにも、まずは足助の魅力を発信して、若い世代に足助を知ってもらいたいです。(なほ)

なるほどね、みんな実際に足助の課題に向けてがんばってくれてるのね!

 

Q.観光に対する理想なんてのはある?

最近は〇〇ツーリズム、と名の付くものが増えてきています。ここからも言えるように一人一人が自分にあった楽しみ方を見つけられるような環境になることが私にとっての理想です! (まりか)

 

地域の人と観光客が、互いに尊重しながら交流することです。

外の視点だからこそ発見できる地域の魅力や地域課題への解決策があり、外の視野を活かせば、

より日本の地域が盛り上がると思います。

地域が観光客を受け入れる体制を整え、観光客はマナーをしっかり守ることで、互いが気持ちよく交流することができると考えます。(なほ)

そんなふうに考えてくれて、豊田市民としてありがたく思うわ!

 

 

足助の魅力とは?

 

じゃ、お待ちかねの核心部に迫りましょうか・・・

 

本当に足助は魅力的なのか?

 

Q. 魅力がある・・・という事は、紅葉シーズンじゃなくても楽しめるという事かしら?

 

そうなんですよ!

足助の町並みは、年中様々なお店が営業しています。

昔から続く和食屋・和菓子屋から近年新しくオープンしたカフェまで、多種多様なお店を楽しむことができます。

雑貨屋やお土産屋も多く、風情のある町並みでショッピングも楽しめますよ♪

更に、年中様々な行事が行われているので、色んな季節を訪れてみて下さい。

 

足助は何か宿場町のようなものでしたっけ?

 

足助の町並みは、塩の道・中馬街道の宿場町として栄えていました。

「中馬」とは、江戸時代に信州の馬稼ぎ人たちがつくっていた同業者の組合で、物資の運搬に従事した人々をさす言葉です。

特に重要な交易物であった塩は「塩直し」という塩と塩を混ぜ合わせる作業を行ってから、「足助直し」「足助塩」と呼ばれて運ばれたのです。

平成23年に、足助の町並みは愛知で初めて国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。(なほ)

 

掘り下げれば、いろいろ興味深そうね!

 

大学生目線!足助のおすすめポイント!

Q. じゃ、みんな足助で1番のお気に入りポイントは?1人1個ずつあげてみて!

 

足助の行事

 

一番って難しいですね。でもやっぱり足助の行事が私は好きですね。

山車を見ることができる春や秋のお祭りは圧巻です!

また、「中馬のおひなさん」や行灯が綺麗な「たんころりんの夕涼み」とかがそうなんですけど、

足助の町並みにあるお店や地域の方が協力してやっていて、足助の絆の強さが感じられるので、良いです。

(なほ)

 

重要伝統的建造物の街並み

 

私は重伝建の街並みが1番のお気に入りですね!

昔ながらの建物が並ぶ街並みと、温かい地域の人たちの雰囲気が相まってどこか懐かしさを感じます。

そういう場所ってなかなかどこにでもある訳でもないと思うんです!

(まりか)

 

人の温かさ

 

私の足助のお気に入りポイントは人々の温かさです!

私の地元はご近所付き合いがあるのですが、今実家から離れて一人暮らしをしていると

実家にいた時と同じような感覚を覚えることは、あまりありません。

しかし、先日足助に足を運んだ時に地元の方がまるで前から知り合いだったかのように話してくださって、

地元にいた時の感覚を彷彿させました。

それと同時に私と同じような境遇にいる方にぜひ足助にきてほしいなと思いました!

(しおり)

 

足助と言えば、すぐに思い浮かぶのは紅葉だけれど、

紅葉以外に色々な足助の見所を熱く語ってくれたみなさん。

聞いてみると、それぞれの足助の良さを見つけてその魅力を発信しようとしてる。

若い人たちも魅了する足助。

 

紅葉の時期に足助には行った事はあるけれど、私の知らない足助があるのかも!

それに、なんだか、わたしも大学生の気分になってきちゃった・・・

ねぇ!わたしを足助へ連れてって!

 

ぜひ、行きましょう!(そとそとの3人)

 

【次回】カフェママが、実際にそとそとさんに足助を案内してもらいます!おたのしみに〜!

↓この画像をクリックで次を読めます↓

 

 

まとめ

 

今回は、

  • そとそとさんの紹介
  • 足助の魅力

についてご紹介しました。

次回、カフェママがそとそとさん達に足助へ連れってってもらいます。

どうなっちゃうんだぁ〜?

 

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インタビューを聞いた人

野々山憲子(カフェママ)

カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 

高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。
好奇心旺盛で人と話すのが好き、美味しいもの新しいものに目がなく、とにかく考える前にやってみるが信条。
Facebookでのインターネット販売は自分の屋号で活動中。コーヒーインストラクター2級。

鹿児島県生まれ

 

保有資格等

調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補

 

イラスト・編集:ともりん

参考:そとそとinstagram

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