こんにちわ!豊田市で32年自家焙煎コーヒー店を営む、カフェママこと野々山のりこです!
「コーヒーの知識を知りたい!」
「自信を持ってコーヒーを語りたい!」
そんなアナタ、コーヒーインストラクターの試験を受けてみてはどうでしょうか?
2022年の冬、私はこの試験を受け、なんとか合格しました。
カンレキの私は、気合いと根性で挑んだのです!
その様子を、どうぞ、ご覧ください!
「コーヒーインストラクター2級」試験合格しました。
学び続けることの大切さ
私はカフェドシェフのカフェママとなって31年たちましたが、
まだ31年とも言えます。
コーヒーに関して新たに分かったこと。
コーヒー業界をとりまく問題など
時代によって変わっていきます。
それらに対応していきながら、正しい知識でお客様に向き合っていくことが大事。
そのためには、学び続けなくてならない。
学び続けてこそ、続けていけるのです。
コーヒーインストラクター2級試験とは?
コーヒーインストラクター試験とは、 農林水産省認可法人である 「全日本コーヒー商工組合連合会」が主催するコーヒー検定制度です。 豆の知識や焙煎、抽出方法といったコーヒーの基礎知識から、オリジナルブレンドや商品企画などの本格的な技術が身につく 日本初のコーヒー検定です。 インストラクター2級、1級、鑑定士 という資格があります。
インストラクター2級試験の内容試験は60分で、100点満点で70点以上が合格です。 カップテストと約45問の問題がでます。 解答はマークシートで、基本的にマルバツ、もしくは2択問題になります。
試験の流れまずはじめにカップテストがあります。
今回のカップテストは 「アラビカ種とカネフォラ種」の違いを解答するというものでした。 (内容は試験毎に変わります。)
正誤問題(マルバツで答える)では、 Q. 炭火を熱源としたコーヒーとガスを熱源としたコーヒーをアフターミックスでブレンドした場合、商品名は炭火コーヒーとする事ができる。 Q. 水出しコーヒーでは、抽出時間と粉の荒さを調節する必要がある。 等の問題がでます。 |
カフェママの受験
受験しようと思った2つのきっかけ
1つめ目のきっかけ
力だめしで受けた模擬試験で知識不足を痛感した事です。
当店のお客様に、コーヒー店開業準備中の「はるかさん」という方がいます。
彼女が、「インストラクター2級試験合格しました。!」と報告して下さいました。
昨年の5月のことです。
私も、試験の存在は知っていましたが、試験内容は知りませんでした。
そこでネットで検索して、“模擬試験”を見つけ・・・
力だめしで、受けてみたのです。
結果は、2回とも不合格でした。
知っているつもりの知識が曖昧だったのです。
今までバリスタである主人に頼り切りだったと改めて思いました。
※はるかさんは「キッチン焙煎」のコラムも書いてくれています。
ぜひご覧ください。 |
2つめのきっかけ
お菓子の先生から学んだ好きな事をつづけていく気持ち。
私は、お菓子教室に長年通っていました。
その先生が28年間続けた教室を4月に閉じられました。
お菓子教室を辞めると聞いた時は、先生も引退されるのね・・・と思っていたのですが、
「お菓子工房を作るのが長年の夢だった。」
と、先生はおっしゃったのです!
新たに「お菓子工房」を作られたということでした。
少女のように目をキラキラして話される先生の姿に刺激を受けました。
90歳までやるわよ。という先生の言葉に
私はもう60歳ではなく、まだ60歳なんだ。
まだまだやり続けなくてはと改めて思ったのです。
はるかさんには、学ぼうとする意欲。
先生には、やり続けようとする根気。
二人に刺激を受けてインストラクター2級試験を受けたのです。
試験勉強をしてみて
56歳で調理師試験をうけて以来の勉強です。
試験自体は、テキストを読み込んで覚えてしまえばよいのです。
ただ、覚えられない。覚えてもすぐに忘れる。
書いて覚えて、自分で問題を作り、自分で作った問題がほぼ出来るようになったら、模擬試験を受けよう。
中途半端に覚えてまた、模擬試験を受けて落ちたら落ち込んでしまうと思っていたので、何回も何回も自分で作った問題をときました。
覚えられない自分にため息をつく時もありましたが、
結果は「合格」
最後まであきらめないで良かったと思います。
勉強での学びを活かしたい
試験勉強を通じてさまざまな事を学びました。
例えば、
コーヒー焙煎で味が変わる理由・・・
同じコーヒー豆を焙煎したとしても、
焙煎業者ごとに特徴があり、そこに至るまでにどのように加熱したかで風味は変わってしまう。
それは、生豆に含まれる主な成分の含量が焙煎の熱によって化学変化を起こし、
焙煎することで、豆に含まれる色々な成分が消えたり、できたりするから。
つまり、焙煎する人によってどれくらいの温度にするか、どれくらいの時間で焙煎するかで
同じコーヒー豆でも風味がかわってくる。
・・・同じコーヒーでも、焙煎度や時間によって味わいが違うから
お店によって味の評価が違いますもんね。
焙煎士の数だけコーヒーはある。
とあらためて感じています。
合格してそれが終わりではなく、
学び続けていく大切さを感じながら、
得た知見でよりコーヒーと深く関わりながら
日々過ごしていきたいと思います。
まとめ
今回のコラムでは、
・コーヒーインストラクター2級試験について
・カフェママのコーヒーインストラクターの受験
についてお話ししました。
あなたも興味のあることをちょっと勉強してみませんか?
仕事についてでも。趣味でも。
知ると楽しくなりますよ。
そして、そのことについてカフェママにお話しして下さいね。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/J.C.Q.A.認定コーヒーインストラクター2級/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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