コーヒーを愛し、コーヒーの並々ならぬ知識を持つ今井さん。
今回はそんな彼に、カフェドシェフのコーヒーをカッピングしていただきました。
今井さんの分析は、コーヒーの味わいをイメージするのに大いに役立ち、
コーヒーの楽しみ方の一つの方向性を感じさせられます。
ぜひ参考にしてみてください!
執筆者紹介今井雅弘 コーヒーとワインをこよなく愛する今井雅弘です。 それぞれのコーヒーの個性の良さを引き出すべく、試行錯誤しながら、ベストな抽出方法を探っています。 満足のいく一杯に出会うために。 |
マンデリンとブレンドコーヒー
深煎り好きに人気の「マンデリン」
サードウェーブと呼ばれているところでは浅煎りが好まれていますが、
全体的にはやはり日本人には深煎りが好まれていると思います。
そんな中でもマンデリンは、
深煎りにしても特徴が失われず、苦味が強いがキレもあるため、
深煎り好きな方には特に人気があります。
一方、
シナモンやクローブのようなスパイシーな香りは
苦手な方もいるので、そういう方は好まれないようです。
ただ、シナモンやクローブはスイーツに使われるように、
お砂糖やミルクを入れられる方や、ケーキなどのスイーツと
合わせるととても美味しく召し上がれると思います。
と、いいつつ、わたくしは甘いものが苦手ですけど。
マンデリンのオリジナルブレンドを作る
マンデリンブレンドの基本
マンデリンは、ブレンドに使うとごく少量でもその存在感を発揮するので、
ブラジルのような、突出した個性が多くない豆との相性がいいと思います。
そこに
フルーティーな感覚を加えたいならばモカ、
シャープな感じにしたてたいならばキリマンジャロ(タンザニア)
を加えます。わたくしの場合ですが。
ブレンドの割合は
マンデリン25%、ブラジル25%、残り50%
を基準にしていますが、マンデリンが強すぎると感じる場合は、
マンデリンを少なめにして、その分ブラジルを増やします。
+エメラルドマウンテン
ふと思いましたが、
エメラルドマウンテン、手元にあるじゃあございませんか。
やはりマンデリンとブラジルの相性抜群!そこにプラスワン!
これを、コレスで淹れてみました。
まず甘い香りが特徴的です。それとトロピカルフルーツの香りがしますね。
飲んでみると真っ先にクリーミーなコクと甘味、仄かな苦味、まるでミルクチョコレートのよう。そこにほのかーな酸味が漂ってきます
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