当店は、豊田市で３０年以上ご愛顧いただく自家焙煎コーヒー店です。
このコーナーでは、当店でよく使われる、
「コーヒー用語」「喫茶店用語」
を解説しています！
言葉１つで世界が広がる！
より一層、コーヒーの世界に浸って下さいね。
ローストの８段階(焙煎度)
焙煎度とは、コーヒーの焼き具合を言います。
最もよく使われる「ローストの8段階」は、
焼いた豆の表面の色の明度によって判断され、
8つの段階がつけられています。
日本でのコーヒー焙煎において、共通の指標です。
下の図はコーヒー豆の焙煎度をわかりやすく表したものです。
焙煎度は、日本では、
「浅煎り〜中煎り〜深煎り」と表される事もあります。
こちらは、お店のラインナップの中で商品を分けるときによく使われる言葉です。
あるお店の「深煎り」が、別のお店では同じ入り具合でも「中煎り」の事もあります。
カフェママ 焙煎度によって味や香りの楽しみ方が異なります。 焙煎士によって自分が美味しいと思う焙煎度は違いますし、 そこに焙煎士の個性がでますよね！ |
それでは、「ローストの8段階」を具体的に説明しますね。
写真の豆は、当店で焙煎した、インドネシア産のトラジャです。
生豆
焙煎前の生の豆です。
ライトロースト 浅煎り（Light）
当店の直火式焙煎機に投入5～6分後。
色はベージュに近く浅煎（い）りで、穀物臭が残ります。
シナモンロースト 浅煎り （Cinanmon）
当店の直火式焙煎機では、焙煎１０分後位がこの状態。
レモンのような酸が強く、ナッツの香りがします。
ミディアムロースト 中煎り （Midium）
当店では、焙煎後１５分後くらい。
さわやかな酸味に、甘みやコクがだんだん加わってきます。
ハイロースト 中煎り （High）
色はブラウンに近く、
軽やかな酸味と、明確なコクがでてきます。
シティロースト 深煎り（City）
柔らかな酸としっかりとしたコクの風味になります。
日本人にとって最もお馴染みの焙煎度です。
フルシティロースト 深煎り（Full city）
キャラメルチョコレートのような色になります。
焙煎による甘味も感じられるようになります。
多くのチェーン店で提供されるスタンダードな焙煎度です。
フレンチロースト 極深煎り（French）
ダークチョコレート色で、かすかに豆の表面に油が浮かびます。
焙煎による甘味が強く感じられるようになります。
イタリアン 極深煎り（Itarian）
豆は油分で覆われうるんで黒く輝き、かすかにこげ臭がします。
カフェドシェフの焙煎度
カフェドシェフの焙煎度は、フレンチローストとイタリアンローストの間で、コーヒーの銘柄によって焙煎度が若干違います。
当店のバリスタである野々山和夫が「ヨーロピアンロースト」と名付けています。
あなたも色々飲み比べてみてくださいね！
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この記事を書いた人
野々山憲子（カフェママ） カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社（現阪急阪神百貨店）。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 コーヒーインストラクター２級/調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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