みなさん、こんにちわ!カフェママの「野々山 のりこ」です。
土曜日、日曜日、時々金曜日もカフェママスイーツを作っています。
私のスイーツの原点は、私の母が作ってくれおやつにあります。
今回のコラムでは、その原点とも言える母のおやつについて書かせてもらいました。
是非ご覧ください。
カフェママスイーツの原点
カフェママスイーツの原点は、母の作ってくれたお菓子です。
私が子供のころ、よくおやつを作ってくれていました。
学校から帰ると、蒸しパンや、こふきいも、大学いもなど素朴なお菓子たちが母とともに私を待っていてくれました。
母の思い出のおやつ「ドーナツ」
そんな母のおやつの中で私が一番好きだったおやつは「ドーナツ」です。
熱々の揚げたドーナツが、バットに広げられた砂糖の上で、転がされ砂糖でたっぷりお化粧します。
そのドーナツをあちちと言いながら食べるのが何より楽しみでした。
昭和37年生まれの私はとって「ドーナツ」ってとってもおしゃれな、おやつだったんです。
そのドーナツを母が作ってくれる。嬉しくてたまりませんでした。
ドーナツの作り方
小麦粉、卵、砂糖、牛乳、重曹を混ぜてよくこねる。
生地を寝かせる。
綿棒で伸ばして型抜きする。
油で揚げる。
全て目分量でつくっていました。
ドーナツの抜型など身近にありませんでしたので、母は大きい円はお湯呑みで型をとり、
小さい円は、包丁でくり抜いていたように思います。
お湯呑みっていまでは、使わないおうちもあるかもしれませんね。
器具がなくてもなんとか工夫して子供たちに美味しいおやつを食べさせたい。
そんな気持ちで作ってくれていたんだろうといまでは思います。
何故母のドーナツを思い出すのか?
その答えは、私の好きな料理研究家の先生のエッセイの中にありました。
「母の手料理を思い出すときに胸がキュンとするのはその時にかけられた愛情を思い出すからだ。」
エッセイの中でこの文章に出会ったときは、「まさに」と思いました。
愛情をかけられている時には愛情だってわからない。
大人になってこの言葉の意味がようやくわかるようになりました。
大人になって今は母もいないけれど、かけられた愛情を思い出せるのは幸せだと思います。
みなさんも心に残るスイーツがあると思います。
また、いまご自分のお子様におやつを作っている方々、どうぞその時間を大切になさってくださいね。
子供たちと思い出の積み重ねられる時間は案外短い。
過ぎた日々を思い起こすとそう感じます。
カフェママのスイーツのこれから
私は、いま色々なスイーツを作っていますが、
母の手作り感満載の味がベースです。
甘すぎず、少し懐かしい味。
母の味を継承しつつ、現代に合うスイーツを作っていきたいと思います。
そして量は多め。なぜっておなか一杯食べたいでしょ。
あ、私が食べさせたいのかも!
カフェママ~今日のスイーツは何?って来店されるかたのために、
そしてそのかたの思い出の味になるようにこれからも作り続けたいと思います。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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