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トップ > コラム一覧 > 【イラスト解説】濃いカフェオレの作り方。ハンドドリップで淹れよう!

こんにちわ!極深煎りにこだわって32年の自家焙煎店カフェママこと野々山のりこです!

「おうちで、コーヒー豆から、濃厚なカフェオレを淹れたい!」
という方、必見!

エスプレッソマシン不使用・コーヒーベース不使用・インスタントコーヒー不使用。
必要なのは、いつものコーヒー道具と牛乳だけ。

濃くて美味しいカフェオレの淹れ方をご紹介します!

濃いカフェオレとは

 

 

 

 

「カフェオレ」とは、フランス発祥のミルクコーヒー。

コーヒーに2倍量のミルクを注ぎ、朝食などにたっぷりいただくのが本場の飲み方。

優しい味わいが魅力です。

 

似たものに「カフェラテ」がありますが、こちらは

マシンで淹れた濃いエスプレッソに、泡立てたミルクを注ぐもの、

はっきりとしたのコーヒー味が特徴的。

コーヒーチェーン店などでおなじみの味です。

 

近年は「カフェラテ」を飲み慣れた方が多いので

「本場のカフェオレ」は薄く感じてしまうかもしれません。

 

 

そこで、今回、

「カフェオレ」と「カフェラテ」のいいとこどりをして・・・

  • カフェオレのように手軽に作れて
  • カフェラテのように濃厚な

「濃いカフェオレ」の淹れ方をご紹介します。

エスプレッソマシンは不要なので、コーヒー豆を買ったら

ぜひお試しくださいね!

 

 

濃いカフェオレの作り方のポイント

 

コツはこちら

濃いカフェオレを入れるコツ

  • 極深煎りのコーヒー豆を使う
  • 普段の2倍濃く淹れる
  • 牛乳は乳脂肪分多め
  • コーヒー:ミルク比率は1:2

 

極深煎りのコーヒー豆を使う

 

ミルクに合わせるなら、断然!「極深煎り」がおすすめ。

コーヒーらしい焙煎による苦味や甘味が引き出されていてミルクに負けない味が出ます。

焙煎度は、「極深煎り」「フレンチロースト、イタリアンロースト」と言われるのものから選びましょう。

よく焼かれて黒い豆がそれです。

銘柄は、元々苦味の強いポテンシャルを持った、ブラジル・インドネシア産が良くあいます。

 

普段の2倍濃く淹れる

 

濃いコーヒーを淹れるには、

 

いつもより注ぐお湯の量を少なめ(1/2)にして、

いつもより少し細めに挽いて、

時間をかけてゆっくり淹れること。

 

ブラックで飲む時、コーヒー豆10gに対し、お湯150g注いでいるなら、

濃いカフェオレの場合、お湯を半分の75gだけ用意して、

豆の挽き方は、中くらいより気持ち細め、

いつもと同じくらいの時間をかけてゆっくりお湯を注いでください。

これで約50gの濃いコーヒー液ができます。

 

だいたいでも濃く美味しいので気楽に!

 

こんな方法も!点滴抽出

濃くてコクのあるコーヒーが大好きなら「点滴抽出」をするのもおすすめ!

専用のドリップポット(コーヒー用やかん)は必要ですが、それを使えばポタポタ時間をかけてお湯を注げるので

濃厚なコーヒーを淹れやすい!

 

その方法は、店舗でマスターに聞いてください!

専門学校でも教えている「点滴抽出」をこっそりお教えします。

 

 

牛乳は乳脂肪分多め

 

牛乳は脂肪分が多いほど、濃厚な口当たりです。

濃いカフェオレを目指すなら「特濃」などと書かれた「成分無調整」のものを選ぶといいですよ!

フレッシュや生クリームを隠し味に入れるなんて手もあります。

 

最近ではソイミルクやアーモンドミルクも人気。

お腹の弱い方は試してみては?

 

コーヒー:ミルク比率は1:2

 

コーヒーとミルクの比率は、

王道の割合、1:2

で、いくのがいいんじゃないかしら!

まぁ、好みに合わせて調整すればいいのよ。

 

 

 

濃いカフェオレ-マグカップ1杯分(180cc)の作り方

材料・用意するもの

  • 牛乳120g
  • お湯90g以上
  • コーヒー豆15g    (コーヒー液が60gできます)
  • ドリップに必要な道具

 

作る手順

  1. お湯(約92℃)、コーヒー粉(中細)、温かい牛乳(70℃以下)を用意。
  2. 時間をかけてコーヒーを淹れる。
  3. コーヒーに牛乳を注いで完成。

 

お湯・コーヒー粉・温かい牛乳を用意

 

 

用意するお湯は、高めの92℃を90g以上、

コーヒー粉は、(できれば中細挽きくらいで)15g

牛乳は70℃以下(風味を損なわない温度)を120g

です。冷めないように手早くね!

 

時間をかけてコーヒーを淹れる

 

 

写真のように、抽出器具をスケールの上に置き、コーヒー粉を入れます。

この状態で、計量を開始、重量をゼロにセットします。

ゆっくり時間をかけて、お湯を注ぎ、

90gのコーヒー液が抽出されたら、

ドリッパーを外します。

 

コーヒーに牛乳を注いで完成。

 

 

コーヒーに温めた牛乳を注いだら完成です。

味見をしてみて、牛乳の量を調整してみてね!

 

 

まとめ

 

今回は、

  • 濃いカフェオレの淹れ方のポイント
  • 濃いカフェオレのレシピ

をご紹介しました。豆から淹れるおいしいカフェオレをお試しくださいね!

 

 

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この記事を書いた人

野々山憲子(カフェママ)

カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 

高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。
好奇心旺盛で人と話すのが好き、美味しいもの新しいものに目がなく、とにかく考える前にやってみるが信条。
Facebookでのインターネット販売は自分の屋号で活動中。

鹿児島県生まれ

 

保有資格等

コーヒーインストラクター2級/調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補

参考:

ケーキ

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