こんにちわ!豊田市のレトロな喫茶店のカフェママこと野々山のりこです!
あなたはアイリッシュコーヒーを知っていますか?
日本ではあまりなじみのない、このコーヒーカクテル!
今回はちょっと掘り下げて解説します。
ではどうぞ!
コーヒーカクテル「アイリッシュコーヒー」
アイリッシュコーヒーとは、
アイリッシュウイスキ×コーヒー×砂糖に、
クリームを載せた、コーヒーカクテル。
香りよく、クリーミーで、ほろ酔いになる
アイルランドの伝統的な飲み物です。
グラスの中で炎のゆらめく演出も大好評です!
最近のコーヒー屋さんでは、とても珍しいドリンクなので、ぜひ試してみてほしいです。
今回は、このアイリッシュコーヒーについてさらに深掘りしてみましょう!
アイリッシュコーヒーを世界に広めた名店
「アイリッシュコーヒー」
「アイルランドの伝統的な飲み物」
と聞いても、私たち日本人にはなかなか馴染みがないものですよね。
なので、「アイリッシュコーヒー」を世界に広めた名店をご紹介しましょう。
それは、アメリカ・サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが見える場所にある「ブエナ・ビスタ」というカフェ。
アメリカで最初に「アイリッシュコーヒー」を提供した名店で、
世界にアイリッシュコーヒーを広め、
世界一アイリッシュコーヒーが飲まれてるお店です。
店舗ホームページによると、ブエナビスタでは、1日あたり最大2,000杯ものアイリッシュコーヒーを提供しているとか!
このカフェの入り口にはこんなプレートがあります。
アメリカの最初のアイリッシュコーヒーは1952年にここで作られた。
それはジョー・シェリダンにより、シャノン空港でインスピレーションによって発明された。
それはスタン・デラプレイン(旅行作家)により偶然ここに紹介された。
それはジャック・コップラー(当時のオーナー)により国民的名物に育てられた
※INJ GROUP HPより引用https://www.inj.or.jp/archives/412
「アイリッシュコーヒー」は、サンフランシスコの「ブエナ・ビスタ」で広まったのです。
アイリッシュコーヒーの誕生
アイリッシュコーヒーは、
「80年前のアイルランド・フォインズ飛行場のパブ」で考案された飲み物です。
考案者は、サンフランシスコのカフェ「ブエナ・ビスタ」のプレートにも書かれているように、ジョー・シェリダン。
アイリッシュコーヒーがどのように生まれたかというと…
ときは第二次世界大戦が迫るころ。
「飛行艇の旅の黄金時代」と呼ばれていた頃です。
飛行艇というのは、水面を滑走路とする空飛ぶボートです。
「フォインズ飛行場」は、アメリカーイギリス便の給油地でした。
「アイリッシュコーヒー」が生まれた場所は、空港ラウンジの「パブ」です。
乗客達に温まってもらうため、考案されたのがはじまり、
だそうです。
(実は漁師達の間ではその頃すでに飲まれていたなど諸説あります。)
上に乗せられた「生クリーム」は、
コーヒーが冷えないように蓋の役割と言われています。
そして「アイリッシュコーヒー」の評判は、旅人達を通じて世界中に広まったのだそう。
アイルランドの味、試してみたくなったらぜひ当店にいらっしゃってくださいね!
まとめ
今回は、
- アイリッシュコーヒーとは何か
- アイリッシュコーヒーコーヒーを広めた名店
- アイリッシュコーヒーの歴史
についてご紹介しました。
ぜひ、アイルランドの味わいを楽しんでくださいね。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補 |
参考: 飛行艇について