みなさん、こんにちわ!カフェママこと「野々山 のりこ」です。
春になるとお花見したい~と思いますが、
それは小さい頃家族や近所の人々と行ったお花見の思い出があるからだなあと最近特に思います。
私のふるさと「鹿児島」では毎年4月3日お花見していました。
そしてその頃食べていたお餅「ふっつん餅」について今日は書いて見ました。
どうぞコラムをご覧下さい。
私とお花見
ふるさとのお花見
春になり、桜の花が咲き始めると、
春が来た~
お花見行きたい~と思います。
私の育った地域では、4月3日が「花見の日」と決まっていて
旧暦の暦のひな祭りのお祝いを兼ねて花見をしていました。
「3月の節句」と母たちは言ってたのを思いだします。
小ぶりな花の山桜がとても美しかったのを覚えています。
小さな頃は母や姉たち、ご近所さんと近くの海岸にお花見に出かけていました。
お花見と言えば「お花見弁当」
「お花見」と言えば忘れてはいけないものが!
それは「お花見弁当」
お弁当の中身は薄焼きで酢飯を捲いた巻き寿司や、照り焼き、かまぼこなど
全て母の手作りでした。
歩いてでかけて海岸につき、お腹すいた時間に食べるお弁当の美味しかったこと。
お花見といっても何か特別なことをするわけでなく、
子供たちは貝を拾い集めたり
大人たちは、おしゃべりしたり、のどかに時間を過ごしていた記憶があります。
毎年の春の楽しい行事でした。
私の住んでいた地域は父親が船乗りという家庭が多く、大抵の家は父親が長期不在でした。
その為か、ご近所と母たちはとても仲良くしていました。
男手がない分お互いに助け合っていたのだと思います。
花見に時期になると無性に桜の下でお弁当を食べたい!と思うのは、
子供の頃の思い出があるからなのでしょうね。
美味しい思い出は記憶に残りますからね~
お花見の時期の「ふっつん餅」
私たちの住んでいた鹿児島では、春になると「よもぎ餅」を食べる習慣がありまして
4月3日のお花見の時期には、母がよもぎ餅を作って
おやつに食べた思い出があります。
私たちに地域ではふっつん餅と言ってました。
かつては、旧暦の3月3日に食べられていたようです。
鹿児島ではよもぎの事を方言で「ふっ」と言います。
地理的にも近い奄美地方では、よもぎ餅の事を「かしゃもち」「フツイムチ」と言うらしく
この「フツイムチ」が変化したふっつん餅というようになったのではないかな?
と推測しています。
「ふっつん餅」(よもぎ餅)の作り方
ふっつん餅を作るには、まず芽吹いたばかりのよもぎを摘むことから始まります。
それも大量に。青い野菜は茹でるとほんの少しになります。
母もよもぎ摘みに行くと、かごを一杯にして帰ってきました。
ここからはわかりやすいようによもぎ餅と書きますね。
よもぎ餅の作り方
もち米1キロにたいして湯がいて絞ってよもぎを200g
(もち米とよもぎの割合は、5対1くらいの割合がよいみたいです。)
砂糖は大量に入っていた記憶があります。
母の作るよもぎ餅はとにかく甘く美味しかった。
- 水に重曹を入れて沸騰させる。
- お湯でよもぎを湯がく。
- 水にさらす。
- ミキサーでよもぎを細かくする。
- 前の晩に水につけておいた餅米をザルにあけ30分ほど水気を切る
- 餅米を餅つき機に入れて湯がいて絞ったよもぎと砂糖もいれる。
- あとは餅つき機におまかせ
- つきあがったお餅を丸めます。
母たちがこどもの頃は、冷蔵庫のない時代ですから
よもぎを摘んだ春だけがよもぎ餅を食べることができた。
まさに春を感じる食べ物だったようです。
母が摘んで冷凍しておいてくれたよもぎを使って時期はずれに食べる事もありましたが、
やはり、春のよもぎ餅が美味しかった。
私の娘達もよもぎ餅が大好きで、帰省すると
一緒に餅つきをしたりして、私も子供達も楽しい思い出です。
まとめ
寒い冬が終わり、柔らかく暖かな日差しに包まれる頃
山桜の桃色と新芽の香り
どちらも思いだします。
お花見とよもぎ餅が私の春の思い出です。
みなさんはどんな春の思い出があるでしょうか?
また、今年の春は何処で出桜を見上げますか?
春はあっという間に過ぎてしまいますよね。
今年の春は、何処へお花見に行こうかな?
ウキウキしてきました。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補
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