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トップ > コラム一覧 > ドリップバッグを淹れてみよう。抽出のキホンから裏ワザまで

ドリップバッグについて
はじめての方から、マニアな方まで
美味しく淹れるための情報とことんをお伝えします!
初級編、上級編、番外編
さぁ、どこからでも読んでちょうだ~い。
ドリップバッグコーヒーのレベルアップを保証するわ!

ドリップバッグを極める?

いつでもどこでもお湯を注ぐだけで、淹れたてのコーヒーが飲める!

「ドリップバッグ」って私たちのライフスタイルにあってますよね。

それもそのはず、

ドリップバッグは日本で発明 されたんですって。

手軽さも味も妥協したくない精神のタマモノです。

私たちも、そんなニッポンの精神でもって

カンタンかつおいしい淹れ方を探求したくなるじゃない?

 

そんなわけで、

 

 

まずは、【初級編】としてドリップバッグの基本の淹れ方をおさえ、

その上で、【上級編】で、最高の味わいを目指しましょう!

それでも満足できないよくばりな方には、【番外編】で裏ワザ的なちょっと変わった淹れ方もご紹介します。

では始めましょう!

 

 

【初級編】基本の淹れ方

 

 

まずはドリップバッグの基本の淹れ方を、

カフェママが実演します。

1分39秒の動画をご覧ください!

 

 

いかがでしょうか〜

淹れてみたくなりました?

基本的には、カップにセットして、お湯を注ぐだけ。

しかし、ていねいに淹れれば、おいしい香味を味わえます!

下に、静止画と説明文でまとめましたので、試してみてね!

 

基本の淹れ方のまとめ

 

用意するもの

 

 

  • ドリップバッグ
  • マグカップ (180mlくらいのもの)
  • ポットに入ったお湯 (85℃くらい、180ml以上)
  • お箸 (ポットの口が広い時に便利)
  • 霧吹き (あればより良い)

 

 

手順

 

  1. ドリップバッグを振って開封します。
  2. ドリップバッグをカップにセットします。
  3. 粉の中央に注ぎます。
  4. ドリップバッグをカップから外します。
  5. スプーンでかき混ぜます。

 

1.ドリップバッグを振って開封します。

 

 

粉がこぼれないように、ドリップバッグを振り、

ミシン目に沿って開けます。

(写真はハサミを使ってますが、手で開けられます)

 

 

2.ドリップバッグをカップにセットします。

 

 

ドリップバッグ側面の「ハネ」をそっと広げて

カップのフチに引っ掛けます。

 

そしたら、(もし霧吹きがあれば)

粉に霧吹きをします。

こうする事で、コーヒーの粉がお湯に馴染みやすくなります。

 

3.粉の中央に注ぎます。

 

 

ポットに入ったお湯を、粉の中央を目がけて、注ぎます。

(この時、ポットの口が広いと、うまく注げません。

そんな時は、画像のようにお箸に伝らせるとうまく入ります。)

 

抽出の速度にあわせて、少しずつ、

ドリップバッグの中のお湯が落ち切ることのないよう、

お湯を注いでいきます。

 

4.ドリップバッグをカップから外します。

 

180mlほどお湯を注いだら、ドリップバッグを外します。

長く漬けるほど、苦く出ます。お好みで調整してくださいね。

 

外したドリップバッグを絞るのは注意!苦味や渋みが出てしまいます。

 

5.スプーンでかき混ぜます。

 

 

こだわるら、最後にスプーンで混ぜてください。

コーヒー全体の濃さが均一になります。

 

 

 

【上級編】最高の味わいを目指す

 

 

おいしいコーヒーの作り方、ご理解いただけたかしら?

・・・しかし、わかります。

コーヒー好きのあなたは、きっとこれだけでは満足してくれないわ!?

 

人ってみんな個性的・・・

世間の「おいしい」があなたにとっても「おいしい」とは限らないわよね。

あなたの「最高の味わい」とは、きっと、あなただけのもの!

 

「お手本通りの淹れ方」の先にある「あなたにとっての最高」を見つけられるのは

あなた自身よ!

 

というわけで、「あなたにとっての最高の味わい」を目指すべく

抽出によって味をコントロールする方法をご紹介します!

と、その前に…

 

そもそもドリップバッグとは?

 

ドリップバッグにおいて最高の味の抽出を目指すからには、

まずは、ドリップバッグのキホンをおさえましょう。

 

 

当店のドリップバッグは、見た目は、上の写真のようなかんじですよね。

 

フィルターの素材

コーヒー豆をお湯でろ過する紙または布を「フィルター」といいます。

ドリップバッグのフィルターは化繊の不織布です。

 

このフィルターの特徴は、

ペーパーフィルターより少し速いくらいの透過速度!

当店で使用しているものですと、100mlのお湯を透過させるのに5秒程度です。

当店自慢の深煎りのコーヒーの味と香りの「特に良い部分」を引き出すため、これを採用しています。

 

コーヒー粉

袋の中のコーヒー粉は、当店自慢の自家焙煎コーヒー。

焙煎度は「イタリアンロースト」という極深煎りです。

 

当店では、このコーヒー粉がドリップバッグ1個あたりたっぷり10g入ってます。

ちなみに市販のドリップバッグコーヒーでは、8g入りのものもあるのでお湯の量に注意してくださいね。

 

 

ドリップバッグの抽出法

最後に、ドリップバッグの「形状」に注目!

当店のドリップバッグは、上の図の中央のタイプ。

こちらの特徴は

お湯の注ぎ始めは、コーヒー液をすばやく透過し、

後半はコーヒー液に浸るという点です。

ペーパードリップやプレス、サイフォンとは少し違った味わいが楽しめるはずです。

 

味わいのコントロールのヒント

上記のドリップバッグの特性を踏まえて、ドリップバッグでの味をあなた好みにコントロールするヒントをご紹介します。

 

基本の考え方

下の図を見てください。

 

(出典:コーヒーおいしさの方程式 田口護 旦部幸博 NHK出版

この図は、コーヒー業界の先生方がまとめてくれたもので信頼できるものよ!

 

コーヒーの成分には、「苦味」や「酸味」「香り」のようなものがあります。

これらのコーヒー成分は、種類によって「お湯への溶け出しやすさ」が異なるのです。

また、コーヒーの成分の多くは、お湯の温度が高いほど、よく溶け出すと言われています。

味のコントロールには、これらの差を利用します。

 

コントロールの実践例「苦味をおさえるには?」

 

注ぐお湯の温度を80〜90度くらいを目安に下げてみてください。

もし、卓上ポットをお使いなら、一旦急須などに移して注ぐなどすると適度に温度が下がりますよ。

また、

後半のコーヒー液にドリップバッグが浸る時間を短くすることで、苦味の抽出をおさえられます。浸漬時間は長くても1分半〜2分以内がおすすめです。

大きいカップを使って、コーヒー液に浸らないように淹れ、浸漬時間ゼロにするのも手です。

それでも苦ければ奥の手!カップにお湯を足して下さいね。

 

 

【番外編】透過法・浸漬法で淹れる

 

 

ここからは、ちょっと変わった淹れ方の紹介よ!

マニアのみなさん、こんな淹れ方あるって知ってました?

 

透過法・浸漬法とは

カフェドシェフのドリップバッグは、

お湯の注ぎ始めは、コーヒー液を透過し、後半はコーヒー液に浸るタイプです。

しかし、普段、コーヒー豆を量り売りで買ってらっしゃる方にとっては、

コーヒーの淹れ方と言えば、おなじみなのはペーパードリップ(透過法)やプレス式・サイフォン式(浸漬法)

ではないでしょうか?

できることならば、このどちらかに近づけたいなぁ・・・と考えるのは当然だと思います。

当店のドリップバッグだけでは、その希望を実現するのは難しいのですが、

なんと

世の中にはかゆい所に手に届くような、裏ワザもあります。

それでは、順にご紹介します。

 

透過法・浸漬法での淹れ方

透過法のように淹れる

まずは市販の「ドリッパーホルダー(ドリッパースタンド)」を用意します。

※ 大手通販サイトで1000ー1600円くらいです。

カップに、ドリッパーホルダーをセットし、そこへドリッパーを引っ掛けて、お湯を注ぎ、できあがり。

いかがでしょう。

基本の淹れ方に使用するものにプラスしてドリッパーホルダーが必要なので、そのハードルはありますが、

透過法の「澄んだ味」を愛してる方にとっては、なかなか良いアイデアではないでしょうか?

透過法の代表といえばペーパードリップ。最後に浸からない分、これにに近い味わいになる、かも!?

 

 

浸漬法のように淹れる

別の容器を用意します。

そこへドリップバッグの中身のコーヒーを全部出し、お湯を入れ、粉入りコーヒー液の状態にします。

適度にコーヒーが出たら、ドリップバッグに粉入りコーヒー液を注ぎ、こして、できあがり。

ドリップバッグに入ってたコーヒーを出しちゃうなんて、びっくりしちゃいますけど、とてもおもしろい淹れ方じゃないでしょうか?

おうちで淹れる浸漬法の代表例はフレンチプレス。

フレンチプレスはコーヒーの油分が出てコクがたっぷりですが、ドリップバッグで“こす”方法ではオイルは透過しない分あっさりめに仕上がりそうです。

 

当店のドリップバッグの種類をご紹介

 

さて、ドリップバッグでの「あなたにとっての最高の味わい」のヒントを得られました?実際に当店のドリップバッグ淹れてみませんか?

という事で、最後に当店のドリップバッグの種類を紹介します。

当店のドリップバッグの外包装の色が、バラバラだとお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これ実は、気まぐれな色なのではなく、カフェママが味わって欲しいポイントで色分けがしてあるのです〜!

実際の色分けがこの上の図。ぜひ参考にしてね。

 

まとめ

今回は、

  • ドリップバッグ抽出の基本と、
  • あなたの最高の味にコントロールするためのヒント、
  • 透過法っぽく、あるいは浸漬法っぽく淹れる裏ワザ

をご紹介しました。

ドリップバッグでのあなたの最高の味わいぜひ探求してくださいね。

 

真剣にやればドリップバッグも奥は深い!

とは言え、「手軽さ」はやっぱり魅力のひとつなので「こだわらない」のも全然アリです!

ご自身のライフスタイルにあった方法でドリップバッグを楽しんでください。

 

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この記事を書いた人

野々山憲子(カフェママ)

カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 

高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。
好奇心旺盛で人と話すのが好き、美味しいもの新しいものに目がなく、とにかく考える前にやってみるが信条。
Facebookでのインターネット販売は自分の屋号で活動中。

鹿児島県生まれ

 

保有資格等

調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補

 

 

参考:

コーヒーおいしさの方程式 田口護 丹部幸弘 NHK出版

コーヒーの科学 丹部幸弘 ブルーバックス

ケーキ

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