みなさま、こんにちわ!カフェママの「野々山 のりこ」です。
「スペシャリティコーヒー」ってよく聞くけどいったいどういう意味なの?
そんな声をよくいただきます。
今回のコラムでは「スペシャリティコーヒー」についてお話ししたいと思います。
是非ご覧ください!
「スペシャルティコーヒー」ってよく耳にするようになりましたよね。
ところで、あなたはこの言葉の意味わかりますか?
考えるほど謎が深まるこの言葉ですが、実は・・・
スペシャルティコーヒーとは
決まった定義はない
「スペシャルティコーヒー」とは?
コーヒー屋さんやコーヒーの専門家に聞いてみると、
「SCAAが認定した“Qコーヒー”と呼ばれる生豆のこそスペシャルティだ!」という人もいれば、
「いい豆で、飲んでおいしければなんでもスペシャルティでしょ~」という人もいます。
困りましたね。これはどういうことでしょうか。
実は、世界のコーヒー業界に決まった“定義”はありません。
“定義”はコーヒーを扱う人が、それぞれで決めているというのが実際のところだからです。
え?いいかげんなの!?だなんて、がっかりしないでね!
きまった定義はなくても、おさえるべきポイントはあるのです。
スペシャルティコーヒーであるポイント
多くのコーヒー関係者たちが、もっとも重要だと考えているひとつの意見があります。
それは、「スペシャルティコーヒー」という言葉をはじめに使った人物アーナ・ツーヌェン氏の意見です。
1974年、彼女は自分の販売する豆を指して「スペシャルティコーヒー」と呼び、
それらに対し「特別な局所気候が独特の風味の豆を生み出す」と述べました。
(参考:常識が変わるスペシャルティコーヒー入門 伊藤亮太 青春出版社)
そうです、おさえるべきポイントは
「特別な局所気候が独特の風味の豆を生み出す」
つまり、
ごく狭いエリア(単一農家など)で育った、独特の風味を持つ、品質の良い生豆
である事が大事です。
カフェドシェフの「スペシャルティコーヒー」
カフェドシェフは極深煎り「ヨーロピアンロースト」です。
極深煎りで、産地の特徴が感じられる風味を引き出すには、どんな生豆でもよいわけではありません。
市場に出回る多くの生豆が、当店の強い焙煎に耐えられず、焼くと同時に特徴的な風味を失ってしまいます。
そんな玉石混淆の中から、極深煎りでも特徴が出せるものをマスターが厳選しました。
選ばれた12種類の生豆は、もう30年も地元のお客様たちに親しまれています。
深煎りでは定番の「マンデリン」や「モカマタリ」、「ブラジル」のおいしさはもちろんのこと。
浅めにすることも多い「ブルマン」「ハワイコナ」は浅煎りとは違った香りを楽しめますよ。
特にママのお気に入りは「コロンビア」!
農園ごとに様々な風味の特徴がでる産地ですが、
当店で選んでいる豆はダークチョコレートのような香りにうっとりしちゃいます。
まとめ
カフェドシェフの焙煎豆は、
ヨーロピアンローストで引き出した「特別な局所気候の独特の風味」を持っています。
寒くなってきた今日この頃。深煎りスペシャルティの味比べなんてのもいいんじゃないでしょうか?
ぜひ、当店で産地ごとの風味の違いをお楽しみください。
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この記事を書いた人 野々山憲子(カフェママ) カフェドシェフ共同経営者 経理・営業を担当 パティシエ ホールスタッフ 高校卒業後、阪神百貨店入社(現阪急阪神百貨店)。7年間婦人服売り場で勤務。その後、カフェドシェフ開店。共同経営者となる。 鹿児島県生まれ
保有資格等 調理師/手作りパン研究普及会製パン技能専科修了/簿記一級/着付け着装師補 |